今の心境5

10月のイベントと言えば・・・運動会
かけっことフォークダンスとお弁当
そして、みかんの香りを思い出す

我が家の子供たちの、小学校も幼稚園も、
運動会に向けて、猛練習の最中
長男ナオキは、帰って来てもその事に触れようとはしない
逆に次男のトモは、練習してきた事すら楽しそうに話す
対照的な2人
兄弟でも性格は違う


剣道の練習を控えたある日
ナオキがいつもの下校時間になっても帰って来ない
今日の練習を、気付かない訳ではないはずなのに・・・

ようやく1時間ほどして、ナオキが帰って来た
珍しく運動会の練習の事を話し出した

どうやらダンスが上手く出来なくて、お残りで練習してきたらしい
きまりが悪そうに話す
「がんばって!」の言葉かけだけで、済ませてしまった

後日またお残り
さすがに疑問に思って聞いてみると・・・
ダンスの順番を覚えきれてないらしかった

迷ったけれど・・・
連絡帳に担任の先生宛のひとことを書いた
ご指導よろしくお願いします・・と

翌日・・・
先生からの、丁寧なお返事が連絡帳にあった
エアロビをとり入れたダンスなので、
リズムにのって楽しく踊ってほしい
その為のお残りだったけれど、決して強制はしていない
などと書かれてあった

その夜、先生からの直接の電話・・・
先生は私のナオキへの心配を拭い去ろうと、色々と説明された
ナオキの小学校始まって以来のダンスに挑戦している事
少し位間違っても、本人が楽しく踊れていればそれで良い事
私が心配しなくてもよい事・・・等々

その日は、先生の電話に納得したつもりだったけれど・・・
2日後の運動会までは、半信半疑だった



さて、運動会当日・・・
踊ってるナオキを見て、驚いた
一生懸命にサンバのリズムにのってる
そして、楽しそうに踊ってる
これなら問題ない
ホッとしたのと同時に、心配していた気持ちが吹き飛んだ
私の心配性ゆえの性格が、災いしたらしかった

その後、先生と少しの間だけ、話せる機会があった
生徒たちがみんな楽しそうに踊ってくれて、嬉しかった・・・と
心配するような事では無かったでしょ?・・と


この先生には、いつも頭が下がる
親としての私よりも、もっとナオキを見てもらえてる
何より、子供を誉めて、誉めて、誉めて・・・
そして、自信をつけさせて・・・
子供の顔が、みんな輝いている

この先生に出会えてから、
私自信も親としての立場を考えるようになった
もっと、子供にとって、良い親に・・・
いつまでも、そうありたいと思う


  

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