7月の思い出
私が小学生だった頃、今の長男と同じように、 夏休みは、学校のプール開放によく行った 思い起こせば私が初めて泳げたのは・・・ そう、確か2年生・・・ 授業中に、どの程度泳げるかのテストがあった時、 負けん気の強い私は、 今までプールサイドから手を離した事などなかったのに、 合図と共に、思い切って足でプールの壁を蹴っていた 瞬間、体が水に浮いた・・・ 当たり前の事なのに、とっても嬉しかった 手も足も動かさず、ジッとしたその状態のまま、 7・8m進んだように思う それからは嬉しくって、夏休みのプール開放には、毎日出かけた 3歳違いの姉と同じ服を着て・・・ 家業と主婦で忙しい母の、手作りのお揃いの服 色違い・・・ たいていは、姉がブルー系、私がピンク系だった お友達が、それを見てうらやましがった 私は、妙に誇らしげだったのを覚えている 毎日慌しくしてる母の、どこにそんなパワーがあるのか不思議だけれど・・・ お店では売っていない、ひとつしかない服 あっ、姉とだから、ふたつかな? とってもお気に入りで、大好きな服 あの時を思い出すと、自然と笑顔になってくる 今、私がこどもたちの為に、何かを作っている・・・ 決してあの頃の母のように、上手ではないけれど・・・ でも、これからも、がんばるからねっ! |