基礎コースについて

 全員共通の課題をこなしながら、手道具による木材加工の基礎を修得する。製作課題はあくまで予定で、変更す ることがあります。角ノミ、横切、バンドゾウを指導者がついて使う場合もありますが、あくまで手道具のよる加工が中心で、作品の出来栄えより、作り方の過 程を知ることが目標。

  • 平鉋の研ぎと仕立
  • 材を完全な直方体にする
  • ノミの研ぎとかつら下げ
  • 3枚組み、組み手の練習

製作1:筆箱

pencilcase

  • ホゾ穴をノミだけで掘る
  • ホゾを手加工で作る

製作2:小さなテーブルかスツール

kisostool

  • 包み打ち付け継ぎの練習

製作3:小さな引き出し箱の製作

hikidashibako

基礎コースの終了後、課題製作コースに進むかを決めて下さい。課題製作コースでは話し合いの上、各人に技量に応じた個別の課題を製作します。また比較的安全な機械を御自身の責任で使ってもらうことになります。


基礎コース第一回
平鉋を使えるように研ぎ、仕立てる

準備物
(◎は各自で必ず準備、○はできれば購入、最初は工房のを使ってもよい、△は共通で使う)

人工中砥 キング1000番、べスター1200番、シャプトン1000番等
仕上げ砥 今は人工で良い キングG1,S1 嵐山等
名倉砥 砥石に付属? 白名倉
金剛砂 安い
金砥 金盤 高くはない
金床 共通
玄翁 重さは好みだが、225g位と350g位があると便利
台直し鉋 共通
一分ノミ 共通
鉛筆  
タオル、ボロ布  

服装等
汚れても良い格好、爪は短く切っておいて下さい。
お昼の用意、マグカップがあると便利