Ryohei's Exhibition 2008 

木製バーチカルブラインド

工房入り口のギャラリーを図書室兼用とすべく、遮光用に作成。前回作った右側は柾目、今回のは板目のタモ材。
直径12mmの丸棒がクランクの役目をする棒を介して、同時に回転する仕組み。問題点は、掃除がしにくいこと。
飾り棚兼本棚

写真は教室作品展の時に様子。
下二段には、木工関係の雑誌や本を並べ、教室時に小さな図書室としてこのギャラリーを利用する予定。展示会時には、本を目隠しできるよう、何か工夫をしたい。
卓上両面小箱

 良質な楢の木っ端が捨ててあり、それを使って作った。側面は四本のブラックウォールナットの小柱でできており、これらは簡単なジグを作って機械加工したもの。
両側から、引き出せるし、境もない。ただ、小さな箱が二つ入っているだけ。
中の小箱も、テーブルソウによるフィンガージョイント
豆鉋

全長5cmほどの豆鉋。南京鉋にくらべ、刃を仕込むのはそれほど難しくはない。このような鉋は、面取りや小さな木の木口削り等、いろんな場面で重宝する。
木っ端スツール

端材を使うのが好きだ。材の有効利用だけでなく、できた物の表情も面白い。左奥のチェリーとブラックウォールナットのスツールは、ほしい方がおられ売却済み。やはり人気のある木は強い。
週末工房8で製作記事を書いた。これはエノキとブラックチェリー。脚はすべて楢。中央の穴は、指で持ち上げ易い大きさにしておくとよい。
卓上両面キャビネット「河」

ヒバとブラックウォールナットで作った、両面から使う卓上用。このタイプで大きく作っても面白いかもしれない。
時のように、ゆったり流れる、河のイメージにしたかった。最初は引出も同じカーブにすつつもりだったが、実際の河のように様々な流れが絡みあうのも面白いかと思い、反対のカーブにしてみた。突出部は取っ手にもなる。
蟻組引出の利点はなんだろう。薄い側板が使えること、強度があること、視覚的な美しさ・・・、でも一番は、「そうしたい」という心意気だろう。
Mistack2

Mistackのアームをもう少し大きくし、腰が入り易いように、前を広げてみた。快適にはなったが、なんとなく、平凡なカタチチになってしまった感もある。デザインは難しい。
横から見ると、ややボッテリとした印象か?何か、もう一歩二歩、改善の余地があると思う。