CARON さん 1999年 07月 24日 02時 44分 07秒

Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.01; Windows 98)

あの〜、いつ次のおとめが出るんですか??
ヒマ人なワタシは密かに楽しがってたんですけど・・・・。
あの盛り上がり・・・。

けんけん さん (keng@hi-ho.ne.jp) 1999年 07月 24日 00時 53分 11秒
URL:http://www.ann.hi-ho.ne.jp/otome
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98)

きいこさん、お久しぶりです。奥様生活はどうですか?
まあ、終わっちゃったような感じですが(AMさんからのレスがないとなぁ)、そんなわけでした。また、次のおとめがでたら盛り上がるでしょう。

きいこ さん 1999年 07月 23日 19時 54分 10秒

Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.01; Windows NT)

熱いとか、茶々いれるとか言ってたのは、これでしたのねー。
やっと理解。
ちゃんとお話読んでから、また、戻ってくることにします。
では。

sho; さん 1999年 07月 06日 21時 45分 40秒

Mozilla/4.04 [ja] (Macintosh; I; PPC, Nav)

A1.さん

>あります。今回は最初に私の意見が「私の好み」ではないかと言われたのでそ
>の点に固執してしまいました。

好み、と云うのは結構危険な言い回しです。どんな議論もそこで止めてしまい
ますから。そう云う話をしようとしていたのに結論が、

>単に知りたいって言う「俺の好み」だ。

では、これまでの議論は無駄ですよね。まさに私の修行の足りない辺り。

>改めて「推理小説とはどうあるべきだと思うか」等といったような話をするの
>は結構ですが、もういいですかね?

どうでしょう。前も書いた通りA.M.さん次第ですね。ちなみにぼくが論じたい
のは「推理小説とはどうあるべきだと思うか」ではなくて「小説はどうある事
が出来るか」だったんですが。

A1. さん 1999年 07月 06日 20時 38分 41秒

Mozilla/2.0 (compatible; MSIE 3.0; Windows 95)

shoさん

くどいかも知れないけど、もう一言。

>つまりぼくの書いている事は別段議論や思考に値するものだとは捉えてい
>なかったと云う事ですな。ぼくは少なくとも議論の目的ぐらいは把握して
>くれて(少なくとも把握する努力をしてくれて)いるのだと思ってました。

勘違いされていると嫌なので弁解します。
私は一つの議論に入り込むとその結論が出るまでそこに入り込む様なところがあります。今回は最初に私の意見が「私の好み」ではないかと言われたのでその点に固執してしまいました。
だからそれが私の「議論の目的」となってしまっており、そう思い込んでいては他に目的があるなどと思えず、従って「把握する努力」など論外になってしまっていました(もう「目的」はあるわけですから)。
私はどんなにつまらないもの(今回のshoさんの意見がそうだというわけではもちろん無い)でも議論の対象として取り上げる事がままあり、かえって「もうそんなつまらない事で議論するのはいい」と言われる事があるくらいですので、今回のshoさんの意見を軽んじたわけでは決してありません。
思考の方向が違っており、それに気付かなかったのが敗因(?)ですね。

改めて「推理小説とはどうあるべきだと思うか」等といったような話をするのは結構ですが、もういいですかね?

その辺、私の頭は融通があまり利かず申し訳ないと思ってます。特に文字だけだと言外のニュアンスも伝わりづらいですし。


>はっきり云って「A1.さん の好み」については時間を作って議論する程
>の興味もないし、そんなものを理解するための議論なんて互いの芸能人の
>好みを論ずるようなものなので、何も云う事はありません。

これは正にその通りですね。


>ところでA.M.さんの話が聞きたいな。

これは私もそう思ってます。

sho; さん 1999年 07月 05日 23時 11分 24秒

Mozilla/4.04 [ja] (Macintosh; I; PPC, Nav)

A1.さん

>その後、お便りないという事は理解してもらったという事で良いのかな。

ええと、この言い方で幾つか理解した事があります。

まず、「理解してもらう」事を目的にA1.さん が論理を進めていた事。
つまりぼくの書いている事は別段議論や思考に値するものだとは捉えてい
なかったと云う事ですな。ぼくは少なくとも議論の目的ぐらいは把握して
くれて(少なくとも把握する努力をしてくれて)いるのだと思ってました。
今回の議論はA.M.さんの小説が主題でした。この点について、A1.
さんのことを大きく誤解していた事が分かりました。
まあこれじゃ話は噛み合いませんよねぇ。
はっきり云って「A1.さん の好み」については時間を作って議論する程
の興味もないし、そんなものを理解するための議論なんて互いの芸能人の
好みを論ずるようなものなので、何も云う事はありません。
そんなに暇でもないし。

もうひとつは、A1.さんが消費者として議論を進めてきた事。これはぼ
くの認識違い(創り手として語っていると思い込んでいた)です。この点
についても理解しました。修行が足りません。

ところでA.M.さんの話が聞きたいな。

A1. さん 1999年 07月 05日 21時 15分 19秒

Mozilla/2.0 (compatible; MSIE 3.0; Windows 95)

A.M.さん

ところで、私の指摘はどうだったのでしょう?
私としては指摘した項目に私の見落としていた点をつかれ、ああぁなるほど! と言えるような状態を欲してはいるのですが。
毎回、その様な解釈も出来る、とか言われてしまっては、消化不良の作品を読むのではつまらないので読まなくなる、と言う事もあり得ます。
まぁ、その辺が好みなんでしょうが。

せっかく作者と話が出来るので、お聞きしたいのですが、私のようなひねくれた見方(?)をする人も納得出来るよう、もっと推敲を! と言っても、もう限界? あまりひねくれた見方ではないと本人は思っているのだが。


shoさん
その後、お便りないという事は理解してもらったという事で良いのかな。


そういう分けでA.M.さん、君のやりたがっていた私の突っ込みだが、返答如何に?

CARON さん 1999年 07月 03日 03時 20分 08秒

Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.01; Windows 98)

そういえば・・・。

青猫亭、いつ新しいの出るんでしょうね!?
すっごい好きなんですけど・・・・。少しキザっちぃけど・・・。

A1. さん 1999年 06月 30日 19時 27分 55秒

Mozilla/2.0 (compatible; MSIE 3.0; Windows 95)

shoさん

>私もいまおんなじ事を感じています。「小説は作者の都合を優先して書かれて
>いる」と云う意味については御理解頂いていると思っていたのですが。

これは理解しているつもりです。

>どこか理解し辛いですか?

言ってる事の理解は出来るんだけど、私が「論理的」って言う言葉を使った時に、その意味しているところが理解されていなかったのかなぁ、と思って。万人にきちんと分るようにあえて突っ込んでくれていたなら私の勘違いだけど。

>この言い方って、
>
>>取りあえずそれは置いておいて、取りあえずどっちが主題なのかを知りたい、と
>>いう話だと理解して下さい。
>
>と云う言い回しと、どんなふうに「論理的に」整合しているんでしょうか?

「どちらかが主題じゃないと何か不都合がある」わけではなく、単に「私の好み」でどっちかに重きを置いているのであればそれが知りたい、と言う程度のニュアンスで、きっちり分けたいと言うわけではないんですよ。確かに上記の引用文だけだと「どっちか一方に決めたい!」とも読めなくも無いですね、と言うかそう読む方が普通か。
書き方がヘタですね。あい、すみません。

けんけん さん (keng@hi-ho.ne.jp) 1999年 06月 30日 01時 28分 43秒
URL:http://www.hi-ho.ne.jp/keng
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98)

CARONさん

いやいや、ご丁寧にどうも。恐縮します。音楽でやくざな方だったんですね。おとめ関係は、やくざな人や、やくざだった人(猫)が、やっぱり、結構いますね‥‥‥。

>これからもちょこちょこお邪魔させて頂きますが、宜しくお願いします(^^)

こちらこそよろしくお願いします。これからも、がしがし口をはさんでください。そいでもって、気がついたら、おもいっきり巻き込まれちゃったりしちゃっててください。

CARON さん 1999年 06月 30日 01時 08分 34秒

Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.01; Windows 98)

マスタ〜にご挨拶が遅れまして・・・。申し訳ないですm(__)m

え〜とですね・・・。私は作るのニガテです。仕事もヤクザなんで・・・。
でも、本は読むのは大好きなので、乱読ですがかなり読んでます。
創作系といえば、作曲と編曲くらいですかね・・・。私の場合。
(これは技術論無くしては語れませんので。特に鍵盤系は。)
あと、周りにうようよと創作系キャラ(SE、PG等など・・・)が多いので
生意気なようですが、少しは皆さんの仰ってるコトが解る(つもり)なので
少しだけ言わせて頂いた次第です。

と、クリエイターとしてはかなりの落ちこぼれですが、
これからもちょこちょこお邪魔させて頂きますが、宜しくお願いします(^^)


けんけん さん (keng@hi-ho.ne.jp) 1999年 06月 30日 00時 45分 10秒
URL:http://www.hi-ho.ne.jp/keng
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98)

CARONさん
おっ、また新しい方ですね。ここのマスタ〜です。どんどんおじゃましてください(って、もうしてますか)。のぞいたら、やっぱ参加しなきゃね!(→他のROMの方々)
お話からすると、CARONさんもやっぱり創作系で活動されているようですけど、どのようなところですか? HPとか本とか作ってらっしゃるんでしょうか。よろしかったら、教えてください。

CARON さん 1999年 06月 29日 22時 13分 07秒

Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.01; Windows 98)

sho;さん
Soul 2 Soulはかなり好きですが、今回はハズレ(^^)
由来は「Eaux de CARON pure」と云うフランスのトアレからです。
ご存知ですか??女性用トアレの中でもかなり「おとめちっく」な香りですよ(^^)

しかし、技術論云々で、議論の方向性が失われるよーな方々とは??
少なくとも私の周りは、まず「技術ありき」で話が進むので・・・。

sho; さん 1999年 06月 29日 22時 00分 56秒

Mozilla/4.04 [ja] (Macintosh; I; PPC, Nav)

A1. さん

>要は都合の悪い事はひとつも書いてなくても説得力に欠ける状態のことです。
>「日本語」の使い方は難しいってのは良く分ったんですが、私の言いたい事ってそ
>んなに伝わりづらいですか?

私もいまおんなじ事を感じています。「小説は作者の都合を優先して書かれて
いる」と云う意味については御理解頂いていると思っていたのですが。
どこか理解し辛いですか?

>なんで、そんなに極論するかな。

議論をシンプルにするためです。決して怒らせようとしている訳ではありま
せん。

>例えば俺は「りんごが好きか、それともバナナが好きか」と尋ねようと思った状
>態であって、その解答が「両方好き」であっても俺は一向に構わない。
>どっちかにしろなんて一言も書いてないぞ。

この言い方って、

>取りあえずそれは置いておいて、取りあえずどっちが主題なのかを知りたい、と
>いう話だと理解して下さい。

と云う言い回しと、どんなふうに「論理的に」整合しているんでしょうか?

>それが世の中一般の「推理小説の読者」と違うのかどうかは知らないが、読み方を
>曲げる気はさらさら無く、それは当然そうする必要も無いと思う。

勿論です。全面的に同感です。A.M.さんはどう思われるか知りませんが。

sho; さん (muromoto@da2.so-net.ne.jp) 1999年 06月 29日 21時 43分 07秒

Mozilla/4.04 [ja] (Macintosh; I; PPC, Nav)

CARONさん(このお名前って、その昔Soul 2 Soulのヴォーカルだった
キャロン・ウィーラーと何か関係がお有りなのでしょうか?)

>私は推理小説の類はあまり読みませんが、技術をしっかり「利用」されているモノは
>かなり好きですよ。これを云うと、小説のみならず、あらゆるジャンルに通じてしま
>うのでしょうが。

全く同感です。どんなジャンルの小説にも、「その小説を成立させる
為に必要な技巧」、というのはありますよね。用いられる技術は、そ
の小説の本質(あるいは価値)と分かち難く存在するものです。

じゃあなんで技術論を避けるのかと云うと、それが議論の進むべき方
向を歪めてしまう事を経験的に知っているからです(^_^;。

>しかし、ずいぶんと悪役ですな。面白いけど。

生まれ持った性格の欠陥と申せましょう。面白がってもらえるのはな
によりですが。

A1. さん 1999年 06月 29日 20時 59分 24秒

Mozilla/2.0 (compatible; MSIE 3.0; Windows 95)

shoさん

>だからですね、「論理的」ってなんなんですか? 小説には作者に都合の悪い
>事実はひとつも書いてないんですよ。

理系的な(?)考え方をして、理詰めで「これこれこういう理由でこの可能性が非常に高い」もしくは「この可能性しかない」と言う風に話しを持っていくやり方を「論理的」と表現しました。
表現の方法が間違っていたらごめんなさい。
要は都合の悪い事はひとつも書いてなくても説得力に欠ける状態のことです。
「日本語」の使い方は難しいってのは良く分ったんですが、私の言いたい事ってそんなに伝わりづらいですか?
「日本語」をもっと勉強しなきゃ駄目かも知れないけど、今更そんな暇も無いし、する気も無いので、理解出来ない事はこの様に解説していきます。


>で、この点は「推理小説の読者」には許される事になっているようです。と云

でも、何でもかんでも許されるわけじゃないんでしょ? 許されないと読む人が減っていく、と言う事なんでしょうか。
で、私としては許される範囲なのかどうかは知らないけど、他にも同じくらいの可能性で解答がありそうなので、その可能性が低くなるような書き方をした方が好みだな、と言う事です。


>どちらかが主題じゃないと何か不都合があるんですか? 小説の主題がひとつだけ、
>という決まりでもあるんですか? まあ、ここであげられている「2つの方向性」

なんで、そんなに極論するかな。
例えば俺は「りんごが好きか、 それともバナナが好きか」と尋ねようと思った状態であって、その解答が「両方好き」であっても俺は一向に構わない。
どっちかにしろなんて一言も書いてないぞ。

単に知りたいって言う「俺の好み」だ。

ただ、俺の「推理小説」の読み方は先に書いたように、推理結果が最も可能性の高いもしくは唯一の解答であるのが望ましい、って読み方なんでそうだったらもっといいなぁ、と言う事だ。
それが世の中一般の「推理小説の読者」と違うのかどうかは知らないが、読み方を曲げる気はさらさら無く、それは当然そうする必要も無いと思う。

A.M. さん 1999年 06月 29日 13時 12分 38秒

Mozilla/4.06 [ja] (Win95; I)

こんにちは。お昼休みを利用して。

> 作者の意図関係無しに私の中で分類するなら
> 学園(?)メロドラマのようなものかな。
なるほど。いっそ次回は思い切りミステリ的な部分を薄めて、
岩岸くんが謎解きにほとんど絡まないお話などというのも
面白いかもしれないと思う今日この頃。

> でもひょっとしたら後輩が書いているってことで必要以上に
> 重箱の隅をつついているのかもしれない。
いや、それは・・・。先輩が書いていても重箱の隅をつつく
人だっていますから。って僕のことか。
でも真面目な話、僕はA1.さんのツッコミを毎回楽しみに
していますので、ぜんぜん気にしないでください。

> きつい言い方になってしまいますが、読者を莫迦にしているので
> すか? それとも自作を莫迦にしているのですか?
あれって物書きの創作メモのようなもの。本来ならばその
中から原稿に書き込むべきものと、読者の想像に委ねる
べきものと、あえて書くまでもないものとを選別するための
草稿で、お目に掛けるべきものではなかった点は反省。

帰りの電車の中で『桜の杜』を読み返していたら、「ここは
こう書いた方がよかった」という点が頻出して困りました。
原稿なんて読むたびに「ここはこうした方が」の繰り返しで
つくづくせつなくなります。ま、それが明日のペンの活力に
なるんですけど。

昼休みも終わりのようです。それでは。

CARON さん 1999年 06月 29日 01時 41分 21秒

Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.01; Windows 98)

とつぜんにおじゃましまして・・・。

以前少し覗かせていただいたんですが、近頃なんか熱いバトルになってますね。
「おとめ」張るにはやはり熱くないとダメなんでしょうか??
いちおー生物学的に「おとめ」のあたしはsho;さんやA1.さんみたく熱くないんですが・・・。
しかし、一読者としてちょっと申したイコトがございますので、一言・・・。

sho;さん
私は推理小説の類はあまり読みませんが、技術をしっかり「利用」されているモノは
かなり好きですよ。これを云うと、小説のみならず、あらゆるジャンルに通じてしまうの
でしょうが。しかし、ずいぶんと悪役ですな。面白いけど。

けんけん さん (keng@hi-ho.ne.jp) 1999年 06月 28日 23時 09分 20秒
URL:http://www.hi-ho.ne.jp/keng
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98)

A1.さん

一応、Hi-HO官製のperlスクリプトを改造して、みんなが使っている環境が表示されるようにしたのです。Winがやっぱり多いですねぇ、とかわかっておもしろいでしょ。もともとソース中にはデバッグ用にコメントとして書き込まれてたんですけどね。

けんけん さん (keng@hi-ho.ne.jp) 1999年 06月 28日 23時 02分 47秒
URL:http://www.hi-ho.ne.jp/keng
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98)

なんか、多方面な戦いになっててフォローがきついなぁ。みんな、仕事は大丈夫か?

sho;さん

>こうなると単なる技術論に陥ってしまうのかも。自重せねば。

技術論もいいんじゃない。そういうのが読みたくて、書き込まなくてものぞいている人もいるだろうし。わたしが言いたいのは、「頼る」のか「利用する」のかということです。

sho; さん 1999年 06月 28日 21時 49分 36秒

Mozilla/4.04 [ja] (Macintosh; I; PPC, Nav)

A1.さん

>ははぁ、なるほど。この点で私は勘違いしてたわけですね。私は「推理小説は論
> 理的であるべきだ」とういう主張はごく当たり前だと思っていました。

だからですね、「論理的」ってなんなんですか? 小説には作者に都合の悪い
事実はひとつも書いてないんですよ。

で、この点は「推理小説の読者」には許される事になっているようです。と云
うわけで、A.M.さんの主張はきっと推理小説界では正当と言えなくもないもの
なのでしょう、とおもわないでもないんですが。

>取りあえずそれは置いておいて、取りあえずどっちが主題なのかを知りたい、と
>いう話だと理解して下さい。

どちらかが主題じゃないと何か不都合があるんですか? 小説の主題がひとつだけ、
という決まりでもあるんですか? まあ、ここであげられている「2つの方向性」
のいずれかが成功していれば、読者は獲得出来ますけれどね。サンプルは栗本薫。

A1. さん 1999年 06月 28日 21時 45分 28秒

Mozilla/2.0 (compatible; MSIE 3.0; Windows 95)

けんけんさん


ところで、最近文頭に付いている

>Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.01; Windows 95)

これってなぁに?

sho; さん 1999年 06月 28日 21時 33分 23秒

Mozilla/4.04 [ja] (Macintosh; I; PPC, Nav)

A.M.さん

>しかし『桜の杜』をA1.さんがお望みのとおり理論的に推理
>していくと、自然に岩岸正の導き出した結論へ到達するはず
>なのですが。

で? それがどうかしたのですか?

きつい言い方になってしまいますが、読者を莫迦にしているので
すか? それとも自作を莫迦にしているのですか?

sho; さん 1999年 06月 28日 21時 32分 49秒

Mozilla/4.04 [ja] (Macintosh; I; PPC, Nav)

けんけんさん

>でも、推理小説のお約束は使っているよね。っていうか、お約束にたよっている
>よね。それは、たとえば、推理小説というモノへのパロディーっていう扱いにし
>ているならいいんだろうけど。

基本的に、それでもおっけーだとは思うんですけれどね。
北村薫の「私」はきっと円紫師匠と一緒に謎解きをしなくても魅力的だし、
宮部みゆきの書く少年少女も、きっと魅力的です。そのうえ彼らは推理小説
であると云う事で、「推理小説の読者」と云う通常の読者層と違う一団(両
者は貴族とお金もち位には違います)を取り込む事に成功しています。
毎度引っぱりだしますが京極夏彦については何をかいわんや。彼のあまりの
巧妙さに、おそらく「推理小説の読者」の過半数は本当は自分が何を読まさ
れているのかに気付かないでしょう。

こうなると単なる技術論に陥ってしまうのかも。自重せねば。

A1. さん 1999年 06月 28日 21時 32分 26秒

Mozilla/2.0 (compatible; MSIE 3.0; Windows 95)

以下、松堂明友の『桜の杜に迷う』の内容について言及した
箇所があります。未読の方はご注意ください。

A.M.さん

>封筒の中に散ったばかりの桜の花びらが一片入っていた。
>これにより封筒に封がされたのは、時間的にはほんの少し
>前であり、場所的には桜の花びらが風に舞っている公園で
>あると考えてよいでしょう。ここまでは推理にそれほど飛躍
>したところはないと思います。

でもさ、桜の木なんて他にもありそうじゃない?

>これは、香澄が公園で沙貴や玲子にオルゴールの中に
>何が入っているのか見せるため鍵をかけていなかったと
>考えられるのではないでしょうか。

チケットを当日まで準備出来なかったので、他の二人に会う
前にどっかのチケットガイドで買って中に入れて鍵をして封筒
に入れた際、近くに桜の木があって中に一片入ったとか。

>ここは創作の中のお話なわけですから、郵便配達の人に
>依頼して香澄に渡してもらおうが、お兄さん自身が封筒を
>すり替えていようが、どちらでもいいはずです。たまたま

どちらでも良いので、なんで岩岸くんは片方のみしかない様に
断言(?)するのかな、と思って。

>> 今回の話ではなぜ3人の創作だと思ったのでしょう。

私のこの問いかけは言葉尻だけなんですが、1人の主犯と2人
の共犯であって、創作は1人で後の2人はその嘘を黙認しただけ
といったような意味合いだったんですが、これは黙認&その後の
嘘の補強と言った事で、それも「創作」だといえばそうなるかな。

>もし香澄が封をしていたとしたら、封筒の中に桜の花片が
>入るはずはありません。ですからおかしいのです(ニヤリ)。

いやいや、あの指摘は香澄が全て準備したのなら何で鍵して
こなかったんだろう、と言う根源的な疑問です。
他の二人にどんなチケットか見せたかったから、と言う理由なら
それでおしまいのことです。
岩岸くんに謎解きをさせるのに巻き込むだけだったらあえて
公園で鍵をする必要は無くて、いたずらの趣旨だけ伝えれば
よかったんじゃないのかなと思ったので。

なんか順序がめちゃくちゃですけど、如何?

多分同じ状況で同じ推理でももっとその推理の必然性が高まれば
他に可能性があっても無視出来るんじゃないのかなぁ。

でもひょっとしたら後輩が書いているってことで必要以上に
重箱の隅をつついているのかもしれない。
やっかみ半分で素直に読めてないかもね。最初からあら捜しで。

A1. さん 1999年 06月 28日 21時 01分 59秒

Mozilla/2.0 (compatible; MSIE 3.0; Windows 95)

shoさん

>「作者の都合」で書かれている小説の「論理性」とは? そこを定義しないと
>「推理小説は論理的であるべきだ」という主張(これは自明の理、なんかじゃ
>ないですよ)も意味を成しませんよね。
>遠回しに云うのは構いませんけど、曖昧な事をちゃんと考えないまま他人に
>投げ掛けるのはどうかと。

ははぁ、なるほど。この点で私は勘違いしてたわけですね。私は「推理小説は論理的であるべきだ」とういう主張はごく当たり前だと思っていました。
これが自明の理でなければ確かに曖昧な事となってしまいますね。
以前もA.M.さんには個人的に「こんな解決法はないの?」とか話をしていたので、その続きの勢いでつい投げかけてしまいました。


>「謎が付け足し」だと「推理小説」じゃないんですか? この辺りは以前の
>メーリングリストの議論でもでてきた話だと思うんですけど。

これはどうなんだろう。
まぁ、「推理小説」がどういう物か、という話を始めると議論が散漫になるので取りあえずそれは置いておいて、取りあえずどっちが主題なのかを知りたい、という話だと理解して下さい。


>「作者がこう云うので読み方を変える」のは、変ですよ。大体AMさんの小説
>について云えば、タイトルにも内容にも「これは推理小説なのでこう読んで
>ください」なんて1箇所も書いてないのに。

うん、普通は変です。当然俺の判断で、どっちかを決めるべきだと思います。でも、せっかく作家さんと話が出来る場があって、本人も批評を欲しているので、どっちが主題なのかで批評の仕方も変わるかなと思って書きました。

作者の意図関係無しに私の中で分類するなら学園(?)メロドラマのようなものかな。

A.M. さん 1999年 06月 28日 19時 51分 54秒

Mozilla/4.06 [ja] (Win95; I)

謎解きの後編いきます。同じくネタばれ注意。

では、《桜の杜》は香澄一人の創作だったのでしょうか。

そうだとすると、香澄は沙貴や玲子に気づかれずに封筒に
封をする必要があります。封筒に封をしている場面を沙貴や
玲子に見られてしまうと、お話が嘘だと二人にも気づかれて
しまいますから。

それにも関わらず、香澄はわざわざ公園に来てから封筒に
封をしています。予め封筒に鍵を入れて封をしておくことが
できなかった理由があったと考えるのが自然です。

さて、鍵がないとできないこととは、いったい何でしょう。
それはオルゴールに鍵をかけることです。つまり香澄が
公園に来たときには、まだオルゴールには鍵がかかって
いなかったということになります。

これは、香澄が公園で沙貴や玲子にオルゴールの中に
何が入っているのか見せるため鍵をかけていなかったと
考えられるのではないでしょうか。

以上が三人とも香澄の話が創作だったことを知っていた
とした岩岸正の推理方法なのですけれども。
でも、やっぱりまだ論理にいろいろ穴があるのかなあ。

おしまいに、

> もしお兄さんが郵便配達の人が来る時間まできっちり把握して
> いたのなら、戻って来た空封筒に本物の鍵を入れて、郵便屋さんに
> お願いして香澄に渡してもらった方が確実な気もしますが。

ここは創作の中のお話なわけですから、郵便配達の人に
依頼して香澄に渡してもらおうが、お兄さん自身が封筒を
すり替えていようが、どちらでもいいはずです。たまたま
香澄たちが郵便配達の人にお願いする方をとらなかった
といって、文句を言われる筋合いはありません(笑)。

はあ。また長くなってしまいました。それでは失礼します。

A.M. さん 1999年 06月 28日 19時 32分 47秒

Mozilla/4.06 [ja] (Win95; I)

謎解きの前編、いきます。

引き続き、松堂明友の『桜の杜に迷う』の内容について言及
された箇所があります。ネタばれにご注意ください。

封筒の中に散ったばかりの桜の花びらが一片入っていた。
これにより封筒に封がされたのは、時間的にはほんの少し
前であり、場所的には桜の花びらが風に舞っている公園で
あると考えてよいでしょう。ここまでは推理にそれほど飛躍
したところはないと思います。

この時点で、香澄が準備万端、鍵を入れて封をした封筒を
公園に持ってきたという可能性がオミットされます。

> 香澄も全て自分で準備しているなら鍵の入れた封筒の封もすでに
> していてもおかしくない様な気もしますが。

もし香澄が封をしていたとしたら、封筒の中に桜の花片が
入るはずはありません。ですからおかしいのです(ニヤリ)。

次に、この公園で封筒に封がされたのだとすると、今まで
香澄たちが岩岸正にしてきたお話自体が創作ということに
なります。折しもその日はエイプリル・フールでしたし。

続きは後編で。

A.M. さん 1999年 06月 28日 19時 30分 09秒

Mozilla/4.06 [ja] (Win95; I)

こんにちは。今回は各論でいきます。

以下、松堂明友の『桜の杜に迷う』の内容について言及した
箇所があります。未読の方はご注意ください。

> 時には「合鍵」の方がもっともらしくない?と言うような場合もあり、
このへんがA1.さんからいつもツッコミ入れられる点ですね。
例えばA1.さんは『桜の杜』に次のような批評をしています。

> 今回の話ではなぜ3人の創作だと思ったのでしょう。何故一人で
> 桜の下で封をしてはいけないのでしょう。

> もしお兄さんが郵便配達の人が来る時間まできっちり把握して
> いたのなら、戻って来た空封筒に本物の鍵を入れて、郵便屋さんに
> お願いして香澄に渡してもらった方が確実な気もしますが。

> 香澄も全て自分で準備しているなら鍵の入れた封筒の封もすでに
> していてもおかしくない様な気もしますが。

こういう点がまったく吟味されず、岩岸正の推理だけ進行し、
かつそれがいつも正しいというのが、A1.さんにしてみれば
お気に召さないところなのでしょう。

しかし『桜の杜』をA1.さんがお望みのとおり理論的に推理
していくと、自然に岩岸正の導き出した結論へ到達するはず
なのですが。

少し長くなりましたので章を改めます。解決編はCMの後(笑)。

けんけん さん (keng@hi-ho.ne.jp) 1999年 06月 28日 01時 28分 51秒
URL:http://www.hi-ho.ne.jp/keng
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98)


>について云えば、タイトルにも内容にも「これは推理小説なのでこう読んで
>ください」なんて1箇所も書いてないのに。

でも、推理小説のお約束は使っているよね。っていうか、お約束にたよっているよね。それは、たとえば、推理小説というモノへのパロディーっていう扱いにしているならいいんだろうけど。

sho; さん 1999年 06月 27日 11時 21分 57秒

Mozilla/4.04 [ja] (Macintosh; I; PPC, Nav)

A1.さん

>いや、正にその通りなんだけど、要は俺の好みと違う点が、「推理小説(だ
>と思っている)のに論理が弱い」って言う点なんですよ。だから俺は最初か
>ら直接言ってるつもりで何も遠回しにはしてるつもりは無いんです。

「作者の都合」で書かれている小説の「論理性」とは? そこを定義しないと
「推理小説は論理的であるべきだ」という主張(これは自明の理、なんかじゃ
ないですよ)も意味を成しませんよね。
遠回しに云うのは構いませんけど、曖昧な事をちゃんと考えないまま他人に
投げ掛けるのはどうかと。

>「推理小説」じゃなくて、謎は単なる付け足しなんで、重要視しないで読ん
>でくださいって言うならばそれはそれで読み方を変えようかな、とは思って
>いますけど。

「謎が付け足し」だと「推理小説」じゃないんですか? この辺りは以前の
メーリングリストの議論でもでてきた話だと思うんですけど。
「作者がこう云うので読み方を変える」のは、変ですよ。大体AMさんの小説
について云えば、タイトルにも内容にも「これは推理小説なのでこう読んで
ください」なんて1箇所も書いてないのに。

A1. さん 1999年 06月 26日 03時 11分 25秒

Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.01; Windows 95)

shoさん

>論理が弱いのどうの、なんていう話じゃなくて、要は
>「好みの話で楽しませてくれない」と云う事を云って
>いる訳ですよね。
>開き直って「俺の好みとここが違うから考えてみて」
>なんて云ってみては?

いや、正にその通りなんだけど、要は俺の好みと違う点が、「推理小説(だと思っている)のに論理が弱い」って言う点なんですよ。だから俺は最初から直接言ってるつもりで何も遠回しにはしてるつもりは無いんです。
「推理小説」じゃなくて、謎は単なる付け足しなんで、重要視しないで読んでくださいって言うならばそれはそれで読み方を変えようかな、とは思っていますけど。

shoさんの言う通り小説は「作者の都合」で書かれているものだと思うので、どの辺まで思い入れて書いているのかなぁと思ったもので。

けんけんさん

フィールド広いのいいっスね。

けんけん さん (keng@hi-ho.ne.jp) 1999年 06月 25日 03時 40分 59秒
URL:http://www.hi-ho.ne.jp/keng
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98)

掲示板をちょっと改造したぞ。

けんけん さん 1999年 06月 24日 02時 57分 50秒

なんか、みんな力が入ってきてるんで、フィールドを広げてみました。狭いと、せせこましくなるからねぇ。いかがです?

けんけん さん 1999年 06月 24日 02時 54分 29秒

A1.さん

ひっそりと、削除しました。写真は、興味あったら、わたしの家まで見に来てください。

sho; さん (muromoto@da2.so-net.ne.jp) 1999年 06月 23日 23時 12分 37秒

悪役登場。いつも奥歯にものの挟まったような言い方で
誤解を生んでいるので簡潔に。

A1.さん

小説は根本的にもともと「作者の都合」からはじまって
ます。A1. さんも自分に都合のいい性格の主人公を話に
都合のいい状況に置いて、その主人公の過ごす時間を描
写で都合よく伸ばしたり縮めたりして書いてるでしょ?
論理が弱いのどうの、なんていう話じゃなくて、要は
「好みの話で楽しませてくれない」と云う事を云って
いる訳ですよね。
開き直って「俺の好みとここが違うから考えてみて」
なんて云ってみては?
小説にはいろんな楽しみ方があります。ぼくはその辺り
の描写があまりないのをいい事に、「この3人、全員体
重が80L以上あったら凄いだろうな」なんて事を無責任
に考えながら読んでいます。

A.M.さん

推理小説が書きたいんですか?
小説の中に謎があると、小説としての体裁が整え易いのは
ぼくも経験があるので分かります。謎を追う、と云うのを
据えておけば(極論すれば)ストーリーは謎を追っていれ
ば形になるし、あとは描写だけやりたいようにすれば済み
ますもんね。
でも邪魔じゃないですか? その謎が。「作者と着るもの
の好みが似た完全無欠の美形少年とその賛美者3名」みた
いに分かり易く読めてしまいますよ。
謎はまず置いておいて、その辺の書き込みを主軸にした方
が面白いのではないか、なんて愚考する次第ですけど。

A1. さん 1999年 06月 23日 21時 06分 52秒

ちょいと休憩。

けんけんさん

きーちゃんのページとうとう閉鎖してしまったのですね。
そういや結局お写真は見れずだったか。残念。

A1. さん 1999年 06月 23日 21時 03分 04秒

A.M.さん

>ううむ。ちょっとげんなりしてしまいました。読み進んでいったら
>結末が「実は合鍵がありました」というのが面白いのか否や。
>
>少なくとも僕は、読者として読まされたら、つまらないと感じます。

そりゃ、当然つまらないでしょう。

>わけではないことも承知しています。でもだからといって、あらゆる
>可能性が消去されなきゃ納得できないというのもいかがなものかと。

いや、全てをきっちり否定する必要は無いかもしれないけど、逆に文中からは「それしかない」って言っているように読み取れるので、他の可能性もあるじゃないか、ってこっちから言いたくなるのですよ。

>え、いちいち合鍵の有無についてまで言及しなければいけないの?
>という気持ちが正直いってあります。ここでいう合鍵とは、もちろん
>寓話的な意味でですけれど。

寓話的である事は重々承知。

>数学の証明問題ではないのですから、ある程度は許容されても
>いいのではないかと思います。こういう考えって甘いかな?

ううんと、答えが一つしかなしじゃなきゃ駄目!と言っているわけではないんですよ。うまい人の作品だと、直接言及していなくても、何らかの方法で除外している事が読み取れるようになっていたかと思うのです。
その様な事は失礼ながらA.M.さんの作品では読み取れず、「合鍵」があるんじゃないの?とか思っちゃうんです。
時には「合鍵」の方がもっともらしくない?と言うような場合もあり、そういう場合に「合鍵だと結末がつまらないから」というだけの理由で説明もなしに「本鍵」の話をされても逆になんだかなぁ、と思う事もあるわけです。
まぁ、上記の例は飛躍過ぎだとしても「私としては」気になってしまうのです。

私もA.M.さんの情景の描写も好きですので、推理小説として書いている以上、両方素晴らしいものだったらもっと良いな、と期待しているわけです。

過度の期待ですか?
いやいやA.M.さんにはもっと頑張って頂きたいものです。

A.M. さん 1999年 06月 23日 16時 43分 26秒

こんにちは。今回も長くなりそうです。

> これはホント? そういうのってあんまり読んだ覚えが無いんですけど。
> そういうのって、例えば最初のうちに「これこれこういう訳で合鍵は無いと
> 思われます」とかいって推理から外すという方法とかのこと?
> そういうのなら読んだことあるけど、断りも無しに合鍵無しは暗黙の了解、
> なんてのは無いんじゃない?

ううむ。ちょっとげんなりしてしまいました。読み進んでいったら
結末が「実は合鍵がありました」というのが面白いのか否や。

少なくとも僕は、読者として読まされたら、つまらないと感じます。
ですからプロットの中で、合鍵のようなものはないものとして扱う
ことを黙認していただくわけです。これはミステリだけのルールと
いうより、もっとドラマトゥルギー的なものとしてとらえています。

まあ、だからといって合鍵の可能性を端っから無視するというのは
少し暴論だったと思いますし、皆さんが合鍵的な結末を望んでいる
わけではないことも承知しています。でもだからといって、あらゆる
可能性が消去されなきゃ納得できないというのもいかがなものかと。

え、いちいち合鍵の有無についてまで言及しなければいけないの?
という気持ちが正直いってあります。ここでいう合鍵とは、もちろん
寓話的な意味でですけれど。

数学の証明問題ではないのですから、ある程度は許容されても
いいのではないかと思います。こういう考えって甘いかな?

ただ、これまで『おとめ』では、ミステリとしての本筋とは関係のない
情景を書くのが楽しくて、推理の回転軸がルーズになっていたかも
しれません。そういった意味では、純粋なミステリとは異質なものを
『おとめ』に寄せていたのかもしれません。
あ、いけない。何か言い訳っぽくなってきてしまいましたね。

> A.M.さんのストーリー構成とかトリックの考え方とかはうまいと思うし
> 楽しんで読ませてもらっているので後はそのわきがためだね。
この言葉を励みにがんばりますので、またよろしく。ではでは。

けんけん さん 1999年 06月 23日 02時 27分 29秒

>>で、さらにミステリでは予定調和的な結末が望まれるという
>>面があります。例えば密室トリックが解明されたときに、
>>「え、合鍵があったということも考えられるんじゃない?」
>>というような推理は、可能性としてはありえる結末でも
>>無視しちゃっていいことになってます(笑)。

>これはホント? そういうのってあんまり読んだ覚えが無いんですけど。そういうのって、例えば最初のうちに

わたしも「これってホント」って言いたい。まあ、そうかもしれないけど、それはそういうお約束がつうじるある特定の領域の世界で発表しあう作品ならいいかもしれないけど、そうじゃないとこでこういうこというのは乱暴すぎない? 100歩譲って、「そういう様式でもっておとめな話を書きました」っていうなら、もちろんそれはおもしろいと思うけど、だったら、そういうのは一話で十分で、同じようなの何本も書く必要、ないんじゃない? いや、なんか、細かい言葉尻をつかまえちゃったけど、AMさんのミステリじゃないもんも読んでみたいなと。

A1. さん 1999年 06月 23日 01時 16分 23秒

A.M.さん

>で、さらにミステリでは予定調和的な結末が望まれるという
>面があります。例えば密室トリックが解明されたときに、
>「え、合鍵があったということも考えられるんじゃない?」
>というような推理は、可能性としてはありえる結末でも
>無視しちゃっていいことになってます(笑)。

これはホント? そういうのってあんまり読んだ覚えが無いんですけど。そういうのって、例えば最初のうちに「これこれこういう訳で合鍵は無いと思われます」とかいって推理から外すという方法とかのこと?
そういうのなら読んだことあるけど、断りも無しに合鍵無しは暗黙の了解、なんてのは無いんじゃない?

>理想を述べるなら、原稿が書き上がったときに読者諸賢の
>ご意見を拝聴した上で、プロットや推理を練り直す機会が
>あると、より洗練されたミステリになるのにと思います。

まぁね、けんけんさんもそう言うのありって書いてますけど、でもそれ(他人に指摘されて直す)も少しくやしいよね。
ってな訳で、もっと精進してくれ給え。
A.M.さんのストーリー構成とかトリックの考え方とかはうまいと思うし楽しんで読ませてもらっているので後はそのわきがためだね。

けんけん さん 1999年 06月 22日 23時 29分 18秒

>確かに『桜の杜に迷う』は締切りぎりぎりかけ込み原稿
>だったので、もっと推敲しなければと考えています。
>ぜひ近いうちに改訂版『桜の杜』も発表したいですね。
>発表の時期? つ、次の桜の季節までには(←おい)

これは、いつでもおっけ〜だと、少なくともオレは思います。印刷された一度流通にのったら取り返しのつかないハードなモノではないので、いつでもちょくちょく改訂していっていいんじゃないの? そういう場合の潔さなんて、別に必要ないと思うし。

A.M. さん 1999年 06月 22日 17時 29分 49秒

後編、行きます

> 正解は一つじゃなくても良く、もっともらしい答えだったら良い、
> とかいうふうに答えられたかと記憶しています(違ったらごめん)。
そうです、おそらくそんな風な答え方をしたと思います。

というのも、ミステリの世界では、推理が理論的に破綻して
いなければ、それはそれで一つの解答として認められると
いうルールがあると筆者が信じているからなのです。

で、さらにミステリでは予定調和的な結末が望まれるという
面があります。例えば密室トリックが解明されたときに、
「え、合鍵があったということも考えられるんじゃない?」
というような推理は、可能性としてはありえる結末でも
無視しちゃっていいことになってます(笑)。

> でも、いつもみんなが疑問に思わず他の解答を思い付かないと
> いうのは何か不自然のような気がしまして(天の邪鬼な私としては・・・)。
いや、ほんとに思い付かないんですよ。もちろん、いろいろな
解答を三人娘に提示させて、それを一つ一つ消去していくと
いうことはしているのですが、基本的に筆者一人の創作だと
哀しいかな限界があって、筆者の着想が及びもしない優れた
推理が存在したり、推理の中の論理に重大な欠点があったり
して筆者が泣きぬれるということがあるわけです(しくしく)。

理想を述べるなら、原稿が書き上がったときに読者諸賢の
ご意見を拝聴した上で、プロットや推理を練り直す機会が
あると、より洗練されたミステリになるのにと思います。

そういう意味でも読者諸賢の存在はありがたいものです。
次回作のときには一つ、厳しい《検閲》をよろしくお願いします。

CM さん 1999年 06月 22日 17時 25分 19秒

♪(天国と地獄のメロディー)
カステラ一番 電話は二番・・・・・

A.M. さん 1999年 06月 22日 11時 35分 30秒

A1.さん、こんにちは。

> いつまでたってもあまり推理のレベルが上がってないように
> 感じるのです。
それはつまり筆者のレベルが上がっていないということ
なのです(しくしく)。日々是精進、ということです。

> もし、A.M.さんが完璧だって思っているのならもう少し
> 推敲して下さればと思う次第です。
確かに『桜の杜に迷う』は締切りぎりぎりかけ込み原稿
だったので、もっと推敲しなければと考えています。
ぜひ近いうちに改訂版『桜の杜』も発表したいですね。
発表の時期? つ、次の桜の季節までには(←おい)

ちょっと長くなりそうなので、後半はCMの後。

けんけん さん 1999年 06月 22日 03時 42分 23秒

A1さん

>ちなみにこの間繋いだ時には嫁さんが横にいて繋いだ状態
>を見せてあげてた。懐かしい結婚する時のupされている
>写真も見た。

家族とともにあゆむおとめですね。

A1. さん 1999年 06月 21日 19時 18分 19秒

けんけんさん

>おおう、すばらしい。っていうか、そんなに遅くまでパソコンと格闘してて家族の目は
>大丈夫なのかと余計な心配をしてしまう。

うむ。大丈夫だ。家族の目の無い眠る頃に書いているからだ。
ちなみにこの間繋いだ時には嫁さんが横にいて繋いだ状態を見せてあげてた。懐かしい結婚する時のupされている写真も見た。

でも、平日は帰りが遅いので繋ぐ暇はあんまりないね。

A1. さん 1999年 06月 21日 19時 14分 13秒

A.M.さん

>> 岩岸くんの推理って不十分な気がするんですよ。
>
>うっっ。何か桜の咲く頃にナイフで胸を刺された気分(笑)。
>
>実はこの辺は筆者の孤独とでも言いますか、とても難しい
>モンダイをいろいろと含んでいると思われるのですよ。
>
>というわけでA1.さん、いかがでしょう、謎の投稿も登場した
>MLの方で大いに論争して盛り上がる、というのは。

さてさて、その後ご返事出さずに申し訳ない。どちらで話しても良いのですが、オーナーがこちらでどうぞ、と言うので取りあえずこちらにアップ。

私の方としては既に意見を述べているような感じでありまして、いつまでたってもあまり推理のレベルが上がってないように感じるのです。もし、A.M.さんが完璧だって思っているのならもう少し推敲して下さればと思う次第です。
そうではなくて、手法の一つであるならば(A.M.さんが意識してやられている)私の不徳の致すところなのですが。

確か、昔も聞いた事があったと思います。その時のお答えは確か、正解は一つじゃなくても良く、もっともらしい答えだったら良い、とかいうふうに答えられたかと記憶しています(違ったらごめん)。
でも、いつもみんなが疑問に思わず他の解答を思い付かないというのは何か不自然のような気がしまして(天の邪鬼な私としては・・・)。
まぁ、そういうわけです。
きっちりとした推理小説の好きな私としては、たとえ答えが複数あったとしても、それも含んだ上で答えを示してくれる探偵さんを求めてしまっているのです。

まぁ、推理小説を書いたことの無い人の戯言ではあるのですが、そういう事なのです。

けんけん さん 1999年 06月 17日 21時 20分 45秒

A1.さん

おおう、すばらしい。っていうか、そんなに遅くまでパソコンと格闘してて家族の目は大丈夫なのかと余計な心配をしてしまう。

A1. さん 1999年 06月 17日 01時 43分 34秒

けんけんさん

とりあえず、お家から繋ぐことに成功しました。
まずはご報告まで。

Return