プロフィール

◆「石っこ」こと宮津時夫。神戸市生まれ、現在も神戸市に居住。
◆テーマ:神戸層群の地層と化石

◆小学校:近くの原っぱで遊んだり、山道を探検したりしていました。4年生のとき、理科の授業でで近くの山や川から植物化石が出ることを知りました。少し化石の世界に興味がでてきました。
◆中学校:3年生のとき、百貨店で石の鑑定会があり、今までわからなかった化石の名前がわかるようになり、一気に化石のおもしろさにひかれてしまいました。またこの頃、堀治三朗という研究家に山でであいました。
◆高校:道路工事や宅地造成が盛んに行なわれるようになり、なくなってしまう化石を残していきたいという気持ちが芽生えてきました。また自然保護や自然保護教育に携わり、身近な自然や自然の大切さを考えたのもこの頃です。

◆昭和62年頃秋田大学鉱山学部地質学科(通信制)卒業
◆また、勤めているうちに図書館や博物館が好きになり、この方面の仕事のお手伝いをさせていただきました。

◆平成7年、念願の化石層のまとめ『神戸層群の植物化石層』を完成。この頃、自然史科学研究所を訪れ、植物化石の研究法を学びました。続いて「イチョウ属」を研究しようと思いましたが、なかなか進まず、平行して化石の整理に取り組んでいるところです。
◆化石はおもに植物化石を集め、そのほかに神戸層群の地層の観察などもしています。
◆平成23年 神戸層群の植物化石2500点を整理中。珪化木など一部寄贈。
◆平成24年9月 神戸層群の植物化石研究開始(プログで作業内容を一部公開)

◆著作など
   ・神戸層群の植物化石層 (松尾裕司氏と共著・地学研究45巻1号 1996年)
    Fossil plant beds in the Kobe Group ・・・別刷あります
   ・神戸層群の凝灰岩層(白川地域) (松尾裕司氏と共著・地学研究46巻1号 1997年)
    Tuff layers of the Kobe Group (Shirakawa area)・・・別刷あります

   ・神戸層群多井畑層産貝類化石群の再検討 松原尚志・松尾裕司・宮津時夫
   (日本地質学会学術大会講演要旨20010920)