化石発掘セット



1化石発掘セット(1)

 化石ってどんなものでしょう? すぐに恐竜を思い出します。しかし、恐竜だけでなく、貝の化石や葉っぱの化石もあります。 「理科でならったけれど、本物の化石を見て見たいなあ」「どこへもつれていってもらえないや」という方のために化石発掘セットをつくりました(現在ありません)。自然の少ないところに住んでいる方や化石の発掘をしたことのない方にぜひ体験していただこうと思いました。
 では、石を割るこつをお話ししましょう。

 ★石を割るこつ★
 石を割るときは、石がどの方向に割れるかを確かめます。化石の入っている方向に割ってください。垂直にわると、化石はこなごなになってしまいます。
  つぎに、割る道具ですが、トンカチとドライバー(木の柄のもの)で、家にあるもので十分です。化石用ハンマーはなくてもけっこうです。手袋をしておいたほうがよいでしょう。そして、ドライバーをあて、とんとんと軽くたたきます。石の底に古いタオルなどを置き、衝撃を少なくします。
 さあ、この要領で石を割ってみましょう!!  

 ◆石の中から化石をとりだそう(誌上科学教室)/雨宮宏/国立科学博物館ニュース299号/1994年3月号

◆化石発掘セットと解説本(神戸の植物化石/堀 治三朗著)

1化石発掘セット(2)

 ところで、化石発掘セットって、どこかでみかけたことがありませんか? 時々どこかで販売されているかもしれません。最近、アミューズという雑誌をめくっていましたら、化石発掘キットのことが載っていました。このキットはダミーでなく、本物の化石が入っているそうです。(この化石発掘セットを作るきっかけは、知り合いの方の助言でした。)

 化石はあるところにはあるものです。珍しいものではありません。身近なところにないか調べてみましょう。神戸では昔から木の葉の化石がたくさん見つかり、「白川峠の植物化石」として、理科の学習などに役立てられてきました。化石産地は200地点以上もあり、まさに化石の宝庫でした。
 
 でも、昔はあんなに化石があったのに、今は少なくなってきています。たとえ博物館で化石が見れたとしても、どうでしょうか。化石を含むまわりの自然がなければ、本当の自然学習はできないのではないでしょうか。そう思うと、小さなかけらも捨てにくく、なんとか活用したいのです。産地がはっきりしているものは、整理後、博物館へ寄付したいと思っています。また、それ以外のものも、教材や個人のコレクションなどに活用していただければ幸いです。まだ、整理が充分でなく、今後の課題です。
 
◆化石魚標本キット(初心者入門キット20選)/アミューズ1998年1月14日号
◆化石発掘キット 恐竜シリーズ/子供の科学1999年9月号