神戸層群の凝灰岩は14階建てのデパート


 神戸層群の凝灰岩は14階のデパートにたとえることができます。1階から14階まで、それぞれ違った葉の化石を含んでいます。
1階にはどんなものを売って(含んで)いるでしょうか。どのように違っているのでしょうか。違いを調べていくことで、どんなことがわかるのでしょうか。神戸層群の植物化石の研究はこのデパートを調べていくことが大きな目的です。
 そのために、番号(S1−14)をつけてみました。1階はS1、14階はS14.番号だけだと、味気ないので、名前も考えてみました。1階のS1は多井畑凝灰岩です。S3の白川峠凝灰岩は有名ですね。名前のつけかたは、昔に使われていたものをできるだけ、使うようにしました。またどこで、よく見られるか、その場所がわかるようにしてみました。