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共同制作という意識
本日、1月27日。関東地方は大雪に見舞われました。
外出することも侭ならず、更には休日に阪急電鉄の写真を撮る事が出来ないの
は辛いものです。
(定期更新をしていますと、私が関西に居ない事を ご存知ない方も多いようです.....)

今回のタイトルは「共同制作という意識」。
この、A Photograph of HANKYU Railway のサイトでは、私の撮影した写真を掲
載しているのですが、その撮影時には、色々な方々が周りにいらっしゃいました。
多くの場合、単独で撮影をしていますが、やはり白レンズにRSボディー、1脚を
立ててのスタイルは目立つのでしょう。
--- 「ええカメラ持ってはりますなぁ。。」
--- 「このレンズ何ミリあるの?」
--- 「すごい。本格的やねぇ」
と、お声をかけてくださる方がいらっしゃいます。ありがたいことですね。でも実際
に撮影した写真を見ていただくことが出来ないので、よろしければ。とお断りして
このサイトのURLを書いたカードをお渡しします。その後ご覧になったのかどうか
は、メール等で「見たよ」と言われない限り不明ですが.......。

今回話題に取り上げるのは、こうした「その場限りでの人達」ではない方々です。
撮影時にご一緒し、同じように撮影をされます。メーカーが同じであれば、当然、
レンズの交換も可能ですね。フイルムの特性や官能評価の交換もします。
あるいは、事前に運用情報を頂き撮影に役立てることも可能となります。更には
乗用車で撮影ポイントを転々と走っていただき、ご自分は車内で待っていらっし
ゃる.....。私の写真は、こうしたご協力があってこそ撮影が出来たものなのです。

「私一人では、撮影し得なかった」写真を撮る事が可能になった事実に対し、大
いに感謝したいと思います。
こうした意識を持って撮影した時には、多くの場合、満足の行く結果が得られる
という傾向も出ています。

「共同制作という意識」。それは、単独撮影の場合であっても、事前に何らかの情
報を頂いているという点では、共同制作に他なりません。
当サイト上に掲載している写真は、全て何らかの「共同制作」によって創られた一
コマであるという意識を忘れないようにしたいと思っています。
そして、単なる個人撮影の写真掲載サイトを越えた世界を、ここに創り続けたい
と考えています。

2001.1.27

amco@hi-ho.ne.jp  BACK