「おにくの味ならいいのにね。」

 

 りくは2度目の海水浴に行きました。

 この日は、波がちょっと高い日でした。

 パパにだっこして海に入ったのですが、大きな波が来て

 顔に海の水がかかってしまいました。パパが、

 「海のお水はしょっぱいね。」と言うと、りくは、

 「おにくの味ならいいのにね。」と笑っていました。