[qemu・vmwareplayer]
内容:色々なOSを使いたいがドライバがそろわない
概要:エミュレータを使う
方法:
1つのOS上(ホスト)で別のOS(ゲスト)を動作させることのできるエミュレータを使う
個別にOSをいれて再起動で切り替えれば動作は速いが、古いOSではグラフィックドライバやLANドライバなどがそろわないことも多い
PS/2ポートがない場合、キーボードやマウスがつながらないことも
エミュレータは仮想ハードウエアを提供するのでドライバ類は開発元が入手しやすいよう配慮している
ただし、エミュレータ毎に実行速度や完成度がことなるので気をつけたい
(1)dosbox
英語版だがDOSだけを使うなら起動が早く快適。日本語DOS対応方法も見つけやすい
(2)qemu
Windows版は日本語のreadmeや別ソフトだがランチャー(QemuL)があるので使いやすい。
ドライバもMSDOSやWindows3.1のものも見つけやすい
難点は速度で、CPUによってはゲストOSはWindows95までが限界。PCの性能によってはゲストはWindows2000でも使える
なお、Windows98はペンティアムでないと遅い(Windows98自身の問題だが)
NT4.0やOS/2はインストールエラーになるかもしれない(別途インストールイメージを作成してコピーすれば可能だが)
(3)vmwareplayer
VMWareの体験版からドライバを入れておくとqemuより速い。
OSの起動はqemuより遅い
難点はWindows95/NT4.0以降のWindowsドライバしかない点だ
NT4.0やインストールエラーになるかもしれない(別途インストールイメージを作成してコピーすれば可能だが)
ディスクイメージは体験版で作成できるが、qemuでも作成できる。
結論としては
オフラインのDOSならdosboxを
オンラインでDOS〜Windows3.1/NT3.51あるいはOS/2,BeOS,LinuxといったWindows以外ならqemuを
Windows95/NT4.0以降のWindowsならvmwareplayerを(ドライバはvmwareから入れておく)
というのがいだろう。(VatualPC2004はCPUが制限される)