[Visual C++ 2005 Express Edition・RepW]
内容:変数に日本語を使いたい
概要:プラットホームSDKを追加する
方法:
多くの開発ツールが海外製をベースにしているためか、日本語が使える部分が限定的である
コンパイルエラーの多くが、よく似た変数のタイプミスであったりする
コンパイラが発見してくれるといっても面倒
さらにレビューや説明の時は訳さなければならないし、一見して何の変数かわかりづらい
コンパイル前に自作プログラムで頭に英字をつけて単純にダンプコード化する手もあるが、コンパイルエラー時にソースを見るのが大変になる
(UNIXのC言語でよくやった方法だが)
RepWでccpファイルやhファイルを文字列変換してコンパイルする。
(Windows版のフリーのsedもあるが、sedは定義ファイルが面倒だし、2バイトコードの変換は動作保証がない)
変換対象と変換不要な部分をきちんと分けてファイル化しておくと間違いがない
差分がすくなくれば比較しやすいが、最初の変換などは変換文字列も定義順序はできれば逆ソート順にしたものも容易しておき
意図しない変換がおこなわれていないかチェックしよう
(部分一致検索になるので変換順序を間違えると思わぬ文字列になったりする)
RepWで複数ファイルを変換する場合は、RepW.iniにIN=multiの記述を追加してmultiフォルダを用意しておく
(これで複数ファイルのドラッグアンドドロップもできる)
出力フォルダはRepW.iniのOUT指定先一箇所になるのでフォルダへの振り分けが必要なら振り分け用バッチファイルを用意しておきたい
日本語変数名や日本語関数名(要は母国語)を使うとソースを見るスピードは何倍も速くなる