雪を求めてニュージーランドへ行って来ました。初めてニュージーランドに行ったのが1995年の8月。
それから8回目の訪問が今年の9月になりました。日本が真夏を迎える頃、ニュージーランドはシーズン
を迎えます。今年はコロネットピーク、リマーカブルズともに、雪質もまあまあでした。でもまた今回もいろ
いろな人との出会いがありました。日本のから約9000KM。そこには日常で味わえない事ばかり。
みなさんも1度体験されると良いでしょう。


 9月8日、最初6月に予定をしていたNZ行きが延びに延びてしまい、この日に出発する事になった。私は
いつもNZに行くときは、いつもシンガポール航空を利用している。何故かというと、理由はいろいろだがやはり
値段であろう。関西空港からは直行便も出ているが、かなり高い。やはり安いのは経由便である。私は過去
にいろいろな方法を試して行ったことがある。まずは直行便。これは時間が一番かからない方法だが、一番
金がかかる。あとは前に書いたとおり経由便。経由便は韓国経由、シンガポール経由、マレーシア経由、
オーストラリア経由といろいろある。NZで出会う友達は結構コリアンエアーで来ていたが、私は2度と乗りた
くない。数年前乗ったことがあるのだが、私が利用した頃は事故が多くて乗る気が失せました。オーストラリア
経由も良いのだが、クライストチャーチからオーストラリアへ行く便が限られていて、自分の都合に合わないの
で一回だけ。時間のある方なら、オーストラリア経由でも良いだろう。

 さて、本題に入るが私はお昼ちょうどの便で一路シンガポールへ。機内のシートには、エコノミーでもマイ
テレビが付いている。自分のみたい映画が見られるのだ。あとはひたすら寝るだけ。約6時間40分の
飛行でシンガポールに到着。それから次の便まで時間つぶし、そうこれがトランジットという。私はいつも
乗り換えで行くので、空港のことは良く知っているつもりだ。このチャンギ空港にはトランジットの旅客が
いつもいっぱいで各国の人が入り乱れている。初めて来たときはさすがにカルチャーショックを受けた。
やはり乗り換えの空港であるためすごく大きい。始めてきたときは迷いそうになった。搭乗口は50以上。
これは関空の比ではない。空港設備はホテルのほか、シャワールーム、スポーツジム、インターネット
カフェ、レストランそれに加え免税店がずらりとある。うろうろしていると結構な暇つぶしになる。一度、
シンガポール入国も可能であるが、私は早速メールを送ることにした。旅の友のVAIO C1を早速接続。
日本の友達、NZの友達にメールを送りあとは寝不足なので搭乗時間までひたすら眠った。

搭乗後、約10時間でNZの南の玄関口クライストチャーチへ到着。今回は入国、税関ともスムーズに
通過しました。最近は何回か捕まっていたけど今回は一安心です。でも、僕の友達は今回3時間
止められたらしい。みなさんも気をつけましょう。それから国内線で目的地クイーンズタウンまで。
もうすでに家を出て、1日がすぎています。クイーンズタウンはNZで有名な観光地で、冬の間は各国
から雪を求めてきています。滞在方法は何種類かある。ホテル、モーテル、バックパッカーズ、YHA
あとはフラット。私はもちろフラットに滞在している。フラットとは家などに間借りさせてもらうこと。NZ
には日本でいうマンションというのが少ないので、そういう形をとる。家のオーナーにとってはいい
収入源で、私たちテナントにとっては安くで部屋を借りれる。しかも、外国人と生活ができるので、
英語の勉強にもなり、まさに一石二鳥である。

家のベランダにて フラットメイトのブライアン。彼は私と同い年で、山には二人
で上がっていた。ブライアンはブラウンズというスキーショップ
でスキーのチューンナップの仕事をしている。今回はスキーの
手入れはすべて彼がやってくれた。あとはいろいろと英語を
教えてくれた。サンキュー。

 

 




 

9月10日 とりあえず山に上がった。山とはスキー場の事で、NZでは日本の様に宿の前が
即ゲレンデではなく、ベースの町から車もしくはシャトルで上がることになる。だから上がると
いうみたいだ。山に上がってみると以外と雪が少ない。一週間前に雨が降ったらしく、雪が
溶けたらしい。しかし、そんなことは関係なく、私は久しぶりに雪の感覚を楽しんだ。やっぱり
スキーは楽しい。軽く昼まで滑りあとは家でゆっくりした。私は膝の靱帯を痛めているので
家に帰り、しっかりストレッチと筋トレをした。

9月13日 リマーカブルズに上がる。ここも予想以上に雪がなかった。こんなに雪のない
ここも初めてだと思いながら滑り始める。でもこのスキー場は岩が多いのでスキーの
ソールが心配になる。私が期待していたオフピステ、ホームアワードは雪が少ないので
行くのをやめた。雪があればここのオフピステはすごく気持ちいい。でも、今年は無理。

9月14日 この日からダニーデンという南島二番目の年に旅行に行った。クイーンズ
タウンから車で約3時間。海に近い町であった。私は3日間滞在し、あちらこちらとうろうろ
この町はスコットランドの移民が多いので、スコットランドらしい町並みらしい。ここには
世界一急な坂があり、もちろん車で上る。歩いて上ってくる人も見かけた。オタゴ大学
 世界一急な坂
左側はオタゴ大学。この町は学生の街で、町中では学生がうろうろしている。右側は
世界一急な坂。きちんとギネスブックに載っています。写真で見るよりすごいです。
坂の途中、坂の頂上にも家があり、こんな所に住んだら大変だと少し思った。

 他にオタゴ半島、地ビールの工場などを回って帰り道につくが、その帰り道に大きな
アクシデントに遭う。クイーンズタウンまであと80Kmぐらいの所で、車が故障した。
しっかりオーバーヒートしていた。少しだけ水があったので、それをラジエターに入れ、
再度出発。クロムウェルという町に何とかたどり着き、そこで車を預けて家まで帰った。
そこから家まで70Km弱、結構な道のりである。結局、車は1週間入院しました。

 NZで走っている車は日本車がほとんどですが、日本で7,8年ぐらいたって、NZに輸入
されています。日本車は故障も少なく、燃費も良いので人気があり高い値段で取引されて
います。私が子供時代に現役で走っていた車もNZでは現役で走っています。でも、古い車
になると、故障も増えてくるので、車に水とオイルを積んで走っている人もいっぱいいます。
NZでは最新の車を乗っていない限りトラブルは起こります。ある程度の車の知識、オイルや
ラジエターの水のチェックぐらいは出来た方がいいでしょう。

 9月18日 雪が降ったので新雪を味わいに山に上がる。コンディションは結構よく楽しめた。
この日は、フラットメイトのブライアンとその仲間、ロブ、ジェイソン、ブレアそれにフラットメイトで
コロネットピークのイントラのコリンと合流。奴らはオフピステ、ジャンプが大好きで、特にスコット
ランド出身のジェイソンはヘリコプターグラブを数回見せてくれた。あとのみんなもいろいろな技を
披露してくれた。やはり、日本人と違って体が大きいのですべてが豪快に見えた。
この日から数日雪質はよかったので、毎日山に上がる。

 9月某日 日は忘れてしまったが、この日にゆーきさん、けんさんカップルに中華丼パーティーに
招かた。やはり、みんな日本人なので日本食が恋しくなる。日本食レストランもあるのだが、私には
少し高すぎるので、毎日自炊している。なのでこういったお招きには喜んで参加している。もちろん
味は最高、そのあと大富豪ゲームで盛り上がった。
この頃から日本に帰国する人が増えてきた。NZの観光ビザは3ヶ月で、6月の末に入国してくる人が
多く、9月の末にビザが切れるのだ。なので結構パーティーが続いてきた。NZでは滅多に食べれない
日本食を食べて、その後にビリヤードが基本的なパターン。モールにあるシャナハンズでは、日本人
スキーヤー、ボーダーが夜な夜な玉突きをして楽しんでいる。そのほかここクイーンズタウンはナイトクラブ
(日本でいう踊るところ)やパブ、バーがいっぱいあり、店によっては2時ぐらいまで開いているので、結構
楽しめる。私は夏にもここに来ているので、他の友達とも遊びに出かけることも多い。

 9月27日 今日はオフにしてワイナリーにランチに出かけた。家から車で20分くらいの所にギブストン
バレーという結構有名なワイナリーがある。ここは私のお気に入りで食べ物がおいしい。もちろん、ワインも
最高である。ここはワイナリーの中を案内してくれるツアーもある。場所はカワラウバンジージャンプを越えて
すぐの所にある。

カワラウバンジージャンプこれがかの有名なバンジージャンプ。ここはビギナーコースの
カワラウバンジージャンプ。43mの高さがある。ほかに75m
103mとある。もちろん私はチキンなので飛んでない。リクエストで
上半身水没もアレンジできる。ジャンプした人には記念品のTシャツ
がプレゼントされる。







 

9月30日 かなり雪が少なくなり滑る気のない雪になってきた。この頃、コロネットが10月3日、リマークス
が10日にクローズと決定されていた。とりあえず毎日山に上がるが、あんまり滑らず1時間ぐらいで帰る。
チャックさん家で伊勢エビをごちそうになる。クイーンズタウンから車で約1時間半の所にテアナウという所が
あり、そこで伊勢エビを買うことができる。私も10月6日買いに行き、料理をした。さばき方はチャックさんに
教えてもらっていたので、初めてだったがうまくできた。生きているエビに包丁を入れてさばくのには勇気が
いり、しかもよく暴れるので手は傷だらけになるが、おいしく、しかも安く食べれるのでそれだけの価値があ
った。ちなみにエビ4匹で50ドル、レストランで食べると一匹60から70ドルくらい。ガソリン代を入れても安い。

国立公園のテアナウテアナウ:フィヨルドランド国立公園の玄関口。写真ではわかり
にくいですが左手にテアナウ湖がある。夏にはトランピング
(トレッキングの事。NZのスラング)に世界中から人が集まる。
ここテアナウは雨がよく降る。この写真は雨上がりで撮った。

テアナウ湖は南島ではめずらしく、普通の湖である。クイーンズ
タウンにあるワカティプ湖は氷河で削られて出来た湖で、南島
の湖のほとんどが氷河で削られて出来た湖である。




この頃になると雪が少ないので、滑るのは昼前までで、後はゴルフや釣りに出かけた。ゴルフコースは
ケルビンハイツとミルブルックが良いと思う。ケルビンハイツはQタウンの対岸にあり、車で15分くらいの所
にある。1ラウンド20ドルで回れます。ミルブルックは今年、クリントンがAPECでNZを訪れた際に、ゴルフを
しに来たところです。ここはアロータウンの近くにあります。Qタウンから20Km程です。どちらのコースもよく
整備されていて、日本でゴルフをするのがバカらしくなってきます。
釣りも毎日出かけた。NZで釣れるのはトラウト系である。かなりの大物も釣れるがまだ釣ったことはない。
この国で釣りをするにはライセンスが必要である。私はもちろん1年のライセンスを持っている。ライセンスが
ないと罰金を払うことになるが、監視員が来てチェックされることはあんまりない。釣れなくても結構楽しい。

 10月3日 コロネットピーク最終日。でも、雪がないのでリマークスに上がる。この日からデイライトセービ
ング、いわゆる夏時間がスタートした。この日から時計が1時間進む。がしかし、日本にはこの習慣がない
のですっかり寝坊した。前日に、ブライアンに明日からはデイライトセービングなんで早く起きろと言われ
ていたのに、すっかり忘れていた。いつも通り、ラジオのスイッチを入れスノーリポートを聞こうとしたが今日は
なにも言わなかった。聞き逃したかと思い、山に上がる準備をしてブライアンを起こすと、もういない。あれって
思ったときに気がついた。それから車で速攻で上がった。ブライアンに謝り、他の友達には笑われた。
この日、ブライアンはスキースクールのテスト、私を待つ時間がないので、そのまま起こさずに出たらしい。
ブライアンはこの日テストに合格し、来年ルーキーとして働く資格を得たのである。よかった。

リマークスリマーカブルズ:標高は2324m。このスキー場はすいているが、
岩が多い。リフトもそんなに速くなく、斜面も結構だらだら。しかし、
雪が降ると、パウダーをねらいに来る人が多い。向かって右側に
ある、ホームアワードがいい。ホームアワードを降りると、帰りは
バスでスキー場まで帰る。

 この写真はクライストチャーチに向かう途中撮影しました





 

10月7日 チャックさんとミルブルックにあるやきとり屋にランチに出かける。ここもお気に入りで店の人と
は知り合いである。ここの料理人はかなりの腕前、東京の料理屋で8年修行をしていたそうで、ふぐもさば
けるそうです。(現在はさらさらという店に改装中だそうです。)その後、家に戻りベランダでバカ話。この日は
天気が良く、半袖半ズボンで過ごせた。チャックさんはクイーンズタウンに15年も通い続けているベテラン。
カナダ、日本、NZを行ききしてた人です。スキーの腕前は抜群、とってもおもしろい人で、そのまま夜11時
までバカ話が続いた。私もチャックさんも次の日はここを立つ予定であったが、チャックさんはパッキング出来
ず、次の次の日にMt.Huttへ移動したそうです。

 10月8日 いよいよQタウンを立つことになった。約1ヶ月の滞在であったが、充実した滞在であった。 当日
にパッキングを済ませて、フラットメイトに別れを告げ、また帰ってくると約束し、車でクライストチャーチへ向か
った。クライストチャーチまで700Km。日本では考えられない道筋ですが、私は何回ここを往復したことか。
途中はずっと草原と羊ばかりだがこの景色がいい。これがNZだという景色ばかりが続く。

草原プカキ湖付近、左斜め前はMt.Cook

草原と羊の風景が延々と続く。右側はNZで一番高いやまMt.Cookの近く。NZの道は直線の
道が多い。制限速度は100Kmだが、知らぬ間に結構出ているときがある。このあたりは交通量
は少ないが、国道1号線に入るといきなり増える。

テカポ湖と良き羊飼いの教会
右上の写真のところから、車で約20分ほど進むと
左の写真のテカポに到着する。この湖の色は水色で
絵の具で色を付けた感じのする湖。この色は、氷河が
解けて、このような色になるそうである。ここテカポは、
バスも止まり、休憩するので、少しだけゆっくりできる。
建物は「良き羊飼いの教会」と呼ばれていて、中に入
れる。天気のいい日は最高にきれいな湖である。






 

19時30分 空港前のホテルにチェックインしレストランで夕食を取り、早々と就寝。やはり長距離の
運転は疲れる。

10月9日 チケットをチェックインカウンターで受け取り、チェックインする。私の航空券はNZ発着なので
いつもクライストチャーチのハウスオブトラベルのデイビッドに頼んでいる。出国審査を済ませ、いよいよ
搭乗。飛行機は無事離陸した。これから10時間でシンガポール到着、翌朝7時に関空に到着。これで
今回の旅は終了した。長いような短いような1ヶ月であった。いろいろな人と出会いそして別れて。
いつも今回も良い経験だったと振り返っている自分です。やはり醍醐味はなんていっても出会いでしょう。
本当に運命を感じます。みなさんまた来年も会いましょう。
      

                         おわりに

 私はこれまでNZに8回行っている。人によってはいつも同じ所に行って飽きないかという質問を受けるが、
そんなことは全然なく、むしろ行くたびに新しいNZを発見して飽きさせない。NZには私を引きつける何かが
あるようです。行くたびに増える友達や知り合い、草原と羊、それと雄大な自然。その中でずっと暮らせたら
どんなに良いだろうと思う。私の将来設計としてNZのしかもクイーンズタウンで暮らすことを考えている。いつに
なるかは今のところわからないが、実現させてみたい夢である。私が海外で暮らすことを夢見た高校生の頃、
自分がこのようにNZにはまるとは思っていなかった。でも、少しではあるが何か小さな光が見えてきたと思う。
NZにはなにもなく、この国を退屈に思う人も少なくないが、今の私にはこの国は刺激的に思える。便利な生活
豊かな生活を求める人にはこの国は似合わないと思う。

 最後に今回お世話になったみなさまにお礼が言いたいです。特にフラットメイトにはかなりお世話になった。
これからもずっと長い付き合いであるように祈ります。スキーバム、ボードバムのみなさんまた会いましょう。