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2001年11月30日(金)

◆今月の掉尾を飾る濃い宴会に参加。ROM誌の主要メンバー、ROM氏こと加瀬代表、必殺手伝人の須川さん、ハンドラム大好きの塚本さん(初対面、実は高校のクラブの後輩)、レオ・ブルースFC代表・小林晋さん、風読人のかつろうさん(初対面)、意外にこまめに更新・藤原編集長に加え、古本者として鎌倉の御前・奈良さんに、私。どうだ!文句なしに「濃い」だろう!!場所も嬉し恥かし神保町・三省堂下の放心亭神保町店。
ところが、「いざ出陣!」と思った瞬間にとほほな仕事上のトラブルに巻き込まれ、45分遅刻。ああ、勿体無い。この1分1分に、他では得られない類い稀な豊穣の時が刻まれる筈であったのに。で、古書店を覗く心の余裕もなく辿り着いたお店は、洋風居酒屋につきザワザワしており、席の遠かった須川さん、かつろうさんの声は全く聞こえず。近所に座った小林さん、奈良さん、藤原さんと濃ゆいお話に明け暮れる。
「これがバークリー選集の予定だ!」とか、
「グラディス・ミッチェルって変!」とか、
「パメラ・ブランチ、読んでね」とか、
「『新むかで横丁』、つまんない」とか、
「ふっふっふ、裏技で『轢き逃げ人生』手に入れちゃったもんね」とか、
「『ミステリ美術館』は、あの類いの本にしては部数刷りましたよおお。重版すると高くついちゃうんで」とか、
「戦前の本で実物を見てみたいのは、『絹靴下』のカバー付きと、『夜歩く』の未開封(>ねえよ)」とか、
「それにしても、今月のミステリマガジンは高い」とか、
「なぜ、ハヤカワはAHZカーの短篇集出さないんですかねえ。」などなど。
◆わいわいやっていると、やおら小林さんが、リュックから洋書を取り出し、「はい、20万アクセス祝い」と言って手渡してくれる。何だ、何だ?と思うと、これがなんと、ワタクシめの探究原書の最右翼の一つ、「ミスター・ディアボロ」ではないか!!!!
うっひゃあ〜。こんな貴重な本を頂いてしまって宜しいものでしょうか?ありがとうございますありがとうございます。

「Mr.Diabolo」A.Lejeune(Macdonald)頂き!

これ一冊で、今日の飲み代がチャラになるほどの血風本。うーれーしーーーいい!!引き続き、今度は袋一杯約20冊分のダブリ本の大放出!!これがまた、うっとりする程のラインナップ。皆でワイワイ言いながら、牽制し合いつつ、仲良く分け合う。ここでも厚かましく頂戴したのが以下の4冊。
「Dead Reckoning」F.Bonnamy(Penguin Books)頂き!
「An Oxford Tragedy」J.C.Masterman(Penguin Books)頂き!
「The Hollow Man」J.D.Carr(Penguin Books)頂き!
「Blood on the Happy Highway」S.Radley(Penguin Books)頂き!
いやあ、「三つの棺」のペンギン版だよ〜。これは嬉しいなあ。ボナミーはM1なのだが、その当り牌かどうかが不明。なんとなくダブり臭いぞお。マスターマンは、小林さんのご推薦。「この作者の中では有名な話ですよお。ほらほら見取り図もあるでしょ」と半ば押し付けるようにしてハイリー・リコメンド。ありがとうございますありがとうございます。
◆濃厚な1時間半はあっという間に過ぎ、加瀬代表から今後のROM誌のスケジュールに加えインターネット・サイトとしてもぼちぼち充実させていきたい旨の表明があった。強化された際には、是非とも拙サイトのトップからもリンク貼らせて頂きますです。はい。


◆「ユーモアSF傑作選1」(講談社文庫)読了:感想は後日


2001年11月29日(木)

◆朝起きてメールをチェックすると、噂のウイルスメールが大挙して押し寄せてくる。きゃああ。脊椎反射で替え歌は作れても、ITリテラシーの欠片もない私は為すすべもなく受信するのみ。おろおろ。
◆勤め先であれこれと駆除方法を研究するが、とりあえず私のOUTLOOK EXPRESSは古すぎて大丈夫な気配。帰宅してプレビューを封じて、感染メールの削除に務める。もし私の名前で添付メールがいったら速攻で削除してくださいませ。よろしくお願い致します。
◆神保町タッチ&ゴウ!1〜3冊500円のお店で、お約束通り3冊。
「眠れない入江」落合恵子(講談社:帯)3冊500円
「ウィルキー・コリンズ傑作選1:バジル」(臨川書店)3冊500円
「追憶のブルックリン」Aキャヴァーノ(角川書店)3冊500円
コリンズ選集が欲しかったのだが、折角の3冊500円。無理矢理拾って帳尻を合わせる。ひょっとして落合恵子はダブリかもしれない。角川のハードカバーも普通の青春小説みたいだしなあ。一体何買っているんでしょうね?
◆只管「待ち」の1日。つい、掲示板の替え歌に反応してしまう。いやあ、盛り上がること、盛り上がること。その祟りか仕事で宿題を沢山頂く。ぶう。


◆「被害者を探せ」Pマガー(創元推理文庫)読了:感想は後日


2001年11月28日(水)

◆10時過ぎまで残業。残業中に、右胸に出来た出来物が壊れる。どうもぬるぬるするなあ、と思い、ふと自分の胸を見ると、ワイシャツにぽつぽつと赤い染みが!!「おげげ」と思ってアンダーウエアを見ると、こちらはもう血でぐっしょり。どっひゃああ。こ、ここは、一番、例のあれですな。

「なんじゃ、こりゃあ?!」

などと柴田純モードで遊んでいる場合ではなーーい。
下着の下は更に更に、血と膿でぐちゃぐちゃ状態。ぞんげりあ〜。
とりあえず、応急処置をして、淡々と残業に精を出す。帰宅して、奥さんに

「流血の大惨事!」

と報告すると、「大げさな」と一蹴されたが、現物を見せると絶句モード。
絞っても絞っても、血と膿が止まらない。

「深夜の洗面所で、自分の右の乳首の下から血と膿を搾り取る男」

というのは、相当に「厭」である。
勿論、購入本0冊。

◆「黒の群像」高原弘吉(ポケット文春)読了:感想は後日


2001年11月27日(火)

◆お蔭様をもちまして本日12時頃、トップページのカウンタが20万アクセスに到達いたしました。10万乗せが昨年の11月17日でしたので、1年強かかった計算になります。途中、結婚のあれやこれやで一ヶ月半お休みを頂いたにも関わらず斯くも大勢の皆様にお運び頂きありがとうございました。1000レビューは意地の問題ですが、アクセス数は「もう少しやっててもいいよ」という皆さん方からのエールだと思ってます。掲示板のレスは発作的、感想文は三週間の遅配、日記も滞りがちですが、今度とも宜しくお願いします。
◆中途半端な残業につき購入本0冊。帰宅してこちらも久しぶりの「さよなら小津先生」をリアルタイム視聴。どうやらフィナーレに向けて夫々のキャラクターの自分捜しも終わりに近づいている模様。最終回は泣かされちゃうんだろうなあ。ネタ的には「スクール・ウォーズ」で、演出は「王様のレストラン」だもんなあ。どこをとっても「プロジェクトX」だよなあ。
◆お、同時多発10万アクセスの川口@白梅軒さんから報復「祝歌」を頂きました。ありがとうございますありがとうございます。んで、先日のわたくしめの戯れ歌は、良く考えると曲として完成しておりませんでした。お詫びして最後のフレーズを追加いたします。


♪あの頃は愛すると知らないで
♪バイビーも言わないでスルったよ。
♪城戸(きーいーっど)城戸(きーいーっど)


◆「バッキンガム宮殿の殺人」CCベニスン(ミステリアスプレス文庫)読了:感想は後日


2001年11月26日(月)

◆思いついたので書いておく「ピル・ケースとビル・ゲイツはどこか似ている」
◆3連休明けの月曜日はブルー。それでも、前向きに仕事をやっつけて昼休みに新刊買い。
「ミステリマガジン2002年1月号」(早川書房)1800円
「SFマガジン2002年1月号」(早川書房)890円
うわ!ミスマガが、クリスティーの未訳戯曲300枚一挙訳出とかで、またしても増ページ、増定価。これほどコロコロ変わる「定価」も珍しい。中味は古代エジプトを舞台にした歴史劇らしい。ううむ、文字通りの発掘作。で、これって、何?要はクリスティーの二度売りじゃないのか?勘弁してくれよう。「商機が最後に訪れる」。SFマガジンは、SFにとって最も記念すべき年である<2001年>の回顧。ああ、もう2001年が過去になってしまう〜。まあ、モノリスは出てこなかったけど、余りに巨大な石板が2枚も破壊されてしまったよなあ(>ヲイ!)。
◆仕事を適当に切り上げ総武線を一駅チェック。
d「甲賀三郎・角田喜久雄集」(東都書房)500円
d「章の終り」Nブレイク(早川ミステリ文庫)100円
d「ミステリーは私の香水」小泉喜美子(文化出版局:帯)100円
おお、「死頭蛾の恐怖」収録の東都の全集が函もついて500円ならお買い得。小泉喜美子の元版は帯が珍しいかも。とりあえず、何かしら拾い物があるというのは良いですのう。
◆遠回りして「ショコラ」を返却して帰っても、久しぶりに「アンティーク〜西洋骨董洋菓子店」に間に合う。ここのところ何故か月曜日って、この時間に帰れなかったんだよな〜。録画して見るほどのものでもないし。相変わらず、出てくるケーキが無茶苦茶美味そうである。ごっくん。


◆「絶海の訪問者」Cウイリアムズ(扶桑社文庫)読了:感想は後日


2001年11月25日(日)

◆11月下旬に、「ギャル・ファイターの冒険」「憑かれた死」「囁く死体」、10月下旬に「第一容疑者2−顔のない少女」「ライノクス殺人事件」「ラブクラフトの遺産」の感想をアップ。
◆奥さんが映画「ショコラ」を見たいというので、電話帳を繰って近所にレンタル屋がないかと探す。歩いて10分以内のところに2軒発見して、保険証もって出かける(あたしゃ、車の免許もっとらんのですわ)。近い方の1軒は、表から見ても裏から見ても見事なまでのアダルト系につきパス。2軒目は健全なものも品揃えしたお店だったので、保険証を出したところ、現住所を証明できるものが要るとのこと。ううむ、自動車免許を持っていない者を差別しよってからに。しぶしぶ出直し。電話の請求書を持って、今度は自転車で行こうと思いきや、がーーん、なんとカギが壊されていて、正規のカギすら受け付けないでないかああ。どこぞのどいつかが盗もうとして、途中で諦めたようなのだ。なんちゅう事すんねん!!余りのショックに一旦部屋に引き返して、感想文の続きを書いて平常心を回復することに努める。ようやく気を取り直し、再び徒歩で10分。ようやくゲットできた「ショコラ」を手に戻ってくると今度は自転車の出張修理を頼んだとのこと。なんやかんやで、ビデオを見始める頃にはすっかり夕方になってしまった。「今日もたくさん運動できて、よかったじゃない。日記のネタも出来たし」と奥さん。違う、何か違うぞおおおお!!
◆というわけで「ショコラ」を視聴。ハリー・カッシングの「料理人」をマイルドにした感じの子連れ女性チョコ職人の話。オカルトすれすれなんだけど、現実に踏みとどまっている。ハッピーエンドが嬉しいぞい。


◆「サラリーマンのためのパソコン入門講座(殺人篇)」菅谷充(ASPECT NV)読了:感想は後日


2001年11月24日(土)

◆胸におできが出来て「怪奇三乳首男」状態につき、近所の皮膚科に痛飲、じゃなくて通院する(なんでうちのワープロは「つういん」の一発変換が「痛飲」なのだ?)。少々の病気であれば、会社の健康管理室と売薬で済ませるために、病院に行くのはホントに久しぶり。んで、余りにも今の診療実態というのを甘くみていた。待合室に40名程度の人が溢れかえっており、椅子も全部塞がっている。うわああ、なんだよ、これ〜?しかも、こういう時に限って読むものをもっていってなかったのだ!!ああ、誰か本を、本をくれええ〜。悶々と待つ事1時間。診療時間1分間。「30分待ちの3分治療」というような話は聞いていたが、実態は遥かにそれを越えていた。くう。この1時間は余りにも無意味だぞう。
◆「怪奇三乳首男の逆襲」で腹いせにブックオフをはしご。4冊100円という投げ売りワゴンにミステリアスプレス文庫が並んでいたので、とりあえず買う。
「死の長い鎖」Sウルフ(ミステリアスプレス文庫)25円
「マルクスの末裔」Bメイトランド(ミステリアスプレス文庫)25円
「死を告げる絵」(ミステリアスプレス文庫)25円
「嘘をつく人びと」(ミステリアスプレス文庫)25円
「閉ざされた部屋の記憶」(ミステリアスプレス文庫)25円
「危険な再会」(ミステリアスプレス文庫)25円
「霧に濡れた橋」(ミステリアスプレス文庫)25円
「バッキンガム宮殿の殺人」(ミステリアスプレス文庫)25円
少々背アセではあるが、他は全く傷みのない状態だったので、この値段なら文句はない。ちなみにこの8冊を新刊で買えば幾らになるかといえば、5580円。それがなんとたったの200円!差額で「ミステリ美術館」と「霧の中の虎」が買えてしまうわけですな。ええがな、ええがな。さあ、この調子でミステリアスプレス文庫も集めてみますかねえ。後は通常の100円本を2冊拾う。
「ぬすまれた夢」ジョーン・エイキン(くもん出版)100円
d「世界ユーモアSF傑作選1」浅倉久志編(講談社文庫)100円
講談社文庫の黒背があるとつい買っちゃうよね。
◆なぜか奥さんと「ベイブ」なんぞをみて落涙する。牧羊「豚」の話なのではあるが、イギリスのド田舎風景がなんとも素敵である。うるうる。
◆夜は「世界ふしぎ発見!」でハリポタ特集を視聴。「世界で1億部」という数字に唸る。ファンタジーで世界的なヒットというと「指輪物語」なんだろうが、なんてったってハリー・ポッターはもともと子供向けなので、間口が広い。「1億部」というと印税を100円として、100億円!!これはもう「産業」の領域である。さして新しい趣向があるわけでもなさそうなのに、謎だよなあ。


◆「ぬすまれた夢」Jエイキン(くもん出版)読了:感想は後日


2001年11月23日(金):勤労感謝の日

◆今週は給料分以上働いたので「勤労感謝の日」が嬉しい。けだるく朝寝。というか昨晩の暴飲が祟り、二日酔が残ってしまったのである。うう、気持ち悪い。
◆出力50%ぐらいの脳味噌を叱咤して、頼まれ原稿を1本仕上げて送稿。日記と違って字数制限のある書き物は、やたらと時間をとられる。中味がどうこうよりも制限字数の中にどう収めるかで苦労してしまうのである。特に、ノリノリの饒舌を削らなければいけなくなったりするのが辛い。一体私の漫文からノリを除いたら何が残るというのだろう?、、、ハサミか?
◆夜は、久しぶりに奥さんとテレビ三昧。MTV2001から「彼女たちの獣医学入門」「夏の王様」とBS2のオンエアを3時間半ぶっ続けで視聴。MTVの表彰は9月6日にニューヨークはメトロポリタン劇場で行われたものらしい。ううむ、5日後の惨劇を思うと複雑な気分。ファッションにしても、言動にしても、楽曲にしても、映像にしても、「爛熟」以外の何物でもないもんなあ。NHK札幌放送局製作の「〜獣医学入門」は普通窺い知る事のない獣医の卵たちの就職活動模様がヴィヴィッドに描かれていて吉。蟹江敬三や伊武雅刀という脇役も素敵だが、長髪のエンクミがええですのう。NHK広島放送局製作の「夏の王様」は、村おこしトライアスロンを題材にした、自分捜しドラマ。結構先の見えない展開にドキドキ。選曲やら画面構成に拙さが見えるのが逆に新鮮。それにしてもオダギリジョーに例の「親指立て」ポーズをさせるかね?この製作者は余程仮面ライダーグウガのファンだったんでしょうなあ。


◆「七人のおば」Pマガー(創元推理文庫)読了:感想は後日


2001年11月22日(木)

◆本日から新東京古本市とかいう催しがあるそうなのだが、勿論真っ当なサラリーマンとしては行けるわけないやね。というわけで1日しこしことお仕事。夜は宴会。そろそろ忘年会シーズン突入ですなあ。多少時間があったので、会社の傍の新刊書店やら古本屋をチェックして回るが購入本0冊。別に欲しい本が無いわけではない。ハリー・ポッターとかも読んでみたいのだが、後1年後には、ブックオフの100円均一棚に並んでいるかと思うと、買う気になれないだけである。ここまで、読んでこなかったんだから、後1年ぐらい我慢できるだろう。給料日だと云うのにこのシミッタレさ。なぜなら、給料明細を見ると、給与カットされている事を思い出すからさ。けっ。

◆「闇よ、つどえ!」Fライバー(ハヤカワ文庫SF)読了:感想は後日


2001年11月21日(水)

◆仕事が山場を越えたので神保町タッチ&ゴー。帯買い、函買いに走る、走る!自分で言うのもなんだが「末期症状」である。
d「殺人ファンタスティック」Pモイーズ(ポケミス・初版・函)300円
d「複数の時計」Aクリスティー(ポケミス・初版・函)300円
d「鏡は横にひび割れて」Aクリスティー(ポケミス・初版・函)300円
d「犯罪カレンダー<1月〜6月>」Eクイーン(ポケミス・初版・函)300円
d「犯罪カレンダー<7月〜12月>」Eクイーン(ポケミス・初版・函)300円
d「EQMMアンソロジーI」Eクイーン編(ポケミス・初版・函)300円
d「EQMMアンソロジーII」Eクイーン編(ポケミス・初版・函)300円
d「旅人の首」Nブレイク(ポケミス・初版・函)300円
d「殺人を選んだ7人」Rヴィカーズ(ポケミス・初版)300円
d「金蝿」Eクリスピン(ポケミス・初版)300円
d「白い僧院の殺人」Cディクスン(創元推理文庫:初版・帯)100円
d「七人のおば」Pマガー(創元推理文庫:初版・帯)100円
d「被害者を探せ」Pマガー(創元推理文庫:初版・帯)100円
d「シーザーの埋葬」Rスタウト(光文社文庫:初版・帯)100円
「ブロンド殺人事件」ビバリー・ソマーズ(ハーレクイン・アメリカン・ロマンス)100円
これだけ買って14冊がダブりだもんね。しかもダブってない1冊がハーレクインと来たもんだ。「旅人の首」「金蝿」「殺人を選んだ7人」で、なんとか希少性のバランスを取る。ううむ、それにしても、やっぱり題名がきちんと刷られた函はいいなあ。中でも「犯罪カレンダー」はさすがに文庫落ちしてないクイーンだけあって、二色刷りだしなあ。なでなで。ああ、こうして人は深みに嵌まっていくのね。そうなのね?
◆では、本年度ミステリ系サイト流行語大賞を狙うこの台詞で締めましょう。

「叙述・ジョースター」

じゃなくて、

「本を買った日は日記が楽だなあ〜」


◆「時の扉をあけて」Pハウトマン(創元SF文庫)読了:感想は後日