iXMICRO ULTIMATE REZ を挿してみました

Gossamer Rev.Iのビデオチップは、ATI RAGE II+DVDで、かなり型落ちのものだった。ビデオメモリが6MBまでしか拡張できず、19インチモニタを生かせなかった。そこで、当時PowerMac G3のグラフィックモデルに搭載されていた、iXMICRO ULTIMATE REZを購入した。

その第一印象は、ぐっとスクロールが速くなった、というものだった。とりあえず、MacBench4.0で、ベンチテストしてみた。

Mac OS 8.1(J)による

MacBench4.0によるベンチ結果

結果は上のようにやく30%も向上した。そして、ついに1152×870(フルカラー)を脱皮し、1280×960(フルカラー)という世界に突入した。

しかし、そういう満足は一瞬で終わってしまった。なんと、Gossamer Rev IIが出て、しかもビデオチップがRAGE Proになった。しかもビデオ描画が速くなったらしい。これは、新しいビデオドライバによるものであって、RAGE II+もMac OS 8.5になって恩恵を受けることができるようになった。しかし、オンボードチップのRAGE II+との差が大幅に減少してしまった。とくに、256色においては、ほとんど同じ結果となっている。しかし、フルカラーでは相変わらず速いし広い画面が使えるので、ある程度納得している。

そして今はRAGE128が話題に上っている。圧倒的に速いらしいが。値段と描画速度の向上率の割があえば、購入するかもしれない。nRIVA-TNTは、どうなのだろう。

Mac OS 8.5.1で、もう一度詳しくベンチテストをし直しました。結果は以下の通りです。

Rage II+とix3Dの比較
Full colorと書いていないものは、256色での測定です。Full colorと書いてあるものは、フルカラーでの測定です。

Rage II+が、ドライバのアップデートにより約30%性能が向上しているのが分かります。このため、256色の比較では、ほとんど変わらなくなっていますが、フルカラーでは、Ultimate REZの方が1.5〜2倍性能がよいことが分かります。普段256色で使うことはないと思うので、フルカラーの測定結果の方が普段の体感速度を反映していると思います。

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