Apple Data Detectorsを使おう

 ネタ的には相当古く、多くの皆さんはご存知と思いますが、Apple Data Detectorsを紹介します。これは、単なるテキストファイルなどに含まれる、インターネットのアドレスから、コンテクストメニューを使って、一発で、そのサイトに行けるという便利なものです。どのようなものかは、下の画像を見ていただければ、一目瞭然だと思います。

説明の画像

 Apple Data Detectorsこのページから、Apple Data Detectors 1.0.2がダウンロードできます。

 Data Detectorsをインストールすると、システムフォルダに、Apple Data Detectorsフォルダが、機能拡張フォルダに、Contextual Menu Extension 1.0.2、Contextual Menu Enabler1.0.3が、コントロールパネルに、Apple Data Detectors 1.0.2がインストールされますが、コンテクストメニュー機能拡張がすでにインストールされている場合、コンテクストメニュー機能拡張か、Contextual Menu Extensionのどちらかを使用停止にしてください。

 Data Detectorsの設定は、コントロールパネルにインストールされる、Apple Data Detectorsを使って設定します。ここで、さまざまなアプリケーションがそれぞれのアクションでえらべますが、このData Detectorsは、作られたのが古いため、なかには正しく動作しないものがあります。そのため、インターネット設定で、デフォルトのメーラーと、ブラウザーが設定されているなら、それぞれのアクションで、with Internet Configを選ぶだけでいいです。Mac OS 8.5なら、この点は気にせずに、with Internet Configを選んでください。

設定

 これで、Mac OSと、インターネットの親和性がさらに向上すること間違いなしです。

 また、このApple Data Detectors 1.0.2に含まれる、Contextual Menu Enabler1.0.3には、アプリケーションごとで、コンテクストメニューをオン、オフできる機能があります。すべてのアプリケーションで使えるわけではありませんが、使いようによっては、便利な機能だと思います。

メニュー

 ただ、これは英語版なので、英語で表記されてしまうのが、残念なところですが、ResEditを使えば、これを日本語表記に修正できます。以下の部分は、ResEditを使った改変なので、予期しないトラブルが発生する可能性があります。自己責任において、行ってください。また、オリジナルのコピーに対して行って、オリジナルはバックアップをとっておいてください。

 Contextual Menu EnablerをResEditで開きます。

  

STR#を開きます。

ID 128を開きます。

以下のような部分があるのでここを日本語に変えます。^0に、アプリケーションの名前が入るので、これを残して後の部分を日本語にします。

ちなみに私は以下のようにしてみました。

これで、英語だったものが、以下の様に変わります。

日本語になったメニュー

インストール後、Text Encodingsフォルダが機能拡張フォルダに作られます。この中にあるText Encoding Converter書類は、英語版のもので、MacOS 8.5 Jをお使いの場合(8.5Jのばあい、J1-1.4)、日本語版のものよりふるいもの(Ver 1.2)です。よって、機能拡張フォルダの中にあるText Encoding Converterは上書きされません。Mac OS 8.5(J)をお使いの場合、機能拡張フォルダにあるText Encodingsフォルダは、削除されても構わないと思います。まちがっても、テキストエンコーディングフォルダは削除しないでください。もし、以前のバージョンのOSを使われていて、機能拡張フォルダのText Encoding Converterが英語版になっていた場合(バージョン 1.2)、Text Encodingsフォルダは削除しないでください。よく分からない場合は、削除しないでください。

以上

Date Detectors

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