PowerForce G3 ZIF@ 1.1 GHz


まず、純正ヒートシンクに取り付けてあった5cm角のファンを新品に取り換え。ファンは、1600rpmの静音タイプ。前のファンは中古のヒートシンクから取ったものだったので、この機会に新品にという事で。
商品の内容は、ZIFカードとグリスのみという、非常にシンプルな構成。今までは、グリスはついてなかったのでこれは助かりますね。マニュアルや、ドライバCD類は一切無し。どうかと思いますが、、、まあ、この手のZIFカードを購入するユーザーレベルでは、不必要なものでしょうか。マニュアルは、PowerLogixのサイトからダウンロードできるし(こちら)、ドライバは、最新のものを手に入れたほうがいいでしょうから(CPU Director 1.5f6)、そんなものかも。
ZIFカードは、いたってシンプルなもの。オンチップのL2キャッシュがあるCPUなので、外付けのL2キャッシュがなくコンパクト。
PowerPC 750GX
取り付けは、いたって簡単。装着後はまず、533MHzで起動してました。

これをCPU Directorを使ってPLLを設定。
PLL設定
このバージョンのCPU Directorで設定できるクロックは、133MHz(2:1)から、1133MHz(17:1)までです。私の記憶では、20:1まで設定できるCPUだったと思います。
PLL設定可能クロック
これで、1133MHzで動作するようになります。
1133MHz
L2キャッシュは、ON・OFFの設定のみできます。
L2設定
他の設定については今まで通り。
option設定

Xbench 1.1.3では、以下のようでした。
CPU Test 76.15
GCD Loop 116.88 4.56 Mops/sec
Floating Point Basic 160.02 578.70 Mflop/sec
vecLib FFT 31.02 481.59 Mflop/sec
Floating Point Library 182.13 7.29 Mops/sec
Thread Test 83.53
Computation 69.95 944.36 Kops/sec, 4 threads
Lock Contention 103.66 1.30 Mlocks/sec, 4 threads
Memory Test 24.98
System 31.29
Allocate 216.95 141.51 Kalloc/sec
Fill 79.69 634.35 MB/sec
Copy 12.70 63.51 MB/sec
Stream 20.78
Copy 18.70 136.70 MB/sec
Scale 18.55 136.88 MB/sec
Add 22.98 147.05 MB/sec
Triad 24.06 147.01 MB/sec


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