Virtual PC 4.0

79ドルのVPC4.0のアップグレードを早速購入。

エミュレーション速度が速くなったらしいのは、ベンチ結果で明らかです(ベンチテスト用にチューンされてるとは思いにくいし・・・)。体感速度は、ちょっと早くなった気がします。タイピングの時、画面表示が前よりも付いてこられているのは、たしかです。

Gossamer@G3/500MHzでのHDBENCH Ver 2.61では、Processorは、
PowerPC 284.6MHz [ConnectixCPU family 6 model 8 step 4]
となっています。ちなみに、VPC3.0.3では、
PowerPC 68.8MHz [ConnectixCPU family 5 model 3 step 5]
でした。

次に、HDBENCH Ver 2.61でのCPUのベンチですが、VPC 4.0では、
浮動小数点演算:32543、整数演算:29664
で、VPC 3.0.3では、
浮動小数点演算:10834、整数演算:17055
です。

浮動小数点演算が、大幅に向上しているのが分かります。もちろん、整数演算も向上しています。

それだけではなく、VPCのディスクイメージを、容量可変のディスクイメージに変換することができるようになっています。

いままで、2000MBのディスクイメージは、当然のように2000MBのディスク容量を消費していたのが、容量可変のディスクイメージにすることにより、実際に使われている容量+α程度にすることができ、ディスクを有効に使用することができます。私の場合、2000MBのディスクイメージは、約830MBのディスクイメージとなり、1GB以上ディスクの無駄をなくすことができました。

また、PCメモリを512MBまで拡張することができるようになりました。以前のように、VPCに割り当てるメモリによってPCメモリが増えるのではなく、PCに割り当てるメモリを設定することで、PCメモリが決まるようになりました。また、メモリもVPCが動的に確保しているようで、常にPCメモリに指定したサイズがVPCによって確保されているといった感じではありません。「このコンピューターについて」をみても、PCメモリに確保した分がフルに使用されているようではありません。私の場合、192MBをVPCに割り当てたのですが、Win98起動後に、VPCが使用しているメモリは、約90MBでした。ただし、VPCを起動する際には、割り当てたメモリ分が確保されている必要があるようです。


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