言いたい放題・日美の映画評論〜映画タイトルは行〜


バーティカル・リミット

【寸   評】

 この種の映画もお決まりパターンで、何故強引に登山を続け、遭難してしまった数人を救うためにあらゆる危険を冒してまで、他の大勢が犠牲になるのかという矛盾は拭えない。
 ドラマ性をも表現しようとしている努力は分かるが、殆ど目新しいところもない。
 ただ、この手のジャンルが好きな人にはたまーに爆破シーンとアクションシーンで動きを持たせて、誰が生き残れるか、といった点に着眼しつつ一応のハッピーエンド(殆どの人が死に、主役と決められた人物が生き残るパターンをハッピーエンドと呼べるのか分からないが)を迎えることで満足のいく映画なのかもしれない。


パトリオット

【内   容】

 マーチン・ベンジャミンは過去の戦争で英雄視されていたが、残虐な行為を深く後悔して、平和主義者として7人の子供の良き父親であろうと決意していた。ところが、アメリカを植民地支配しようとするイギリス軍からの独立を賭けた戦火が町にも迫りつつあった。住民投票では参戦が可決されてしまう。
 そして、ベンジャミンの長男ガブリエルは父親の反対を押し切り参戦を希望し、戦場へ向かう。
 深く負傷し戻ったガブリエルやその他の負傷者を敵味方の隔てなく看護するベンジャミン、しかしそこへやってきた冷酷なタビントン大佐はガブリエルをスパイ容疑で捉えようとする。
 兄を救おうとしたトマスは射殺され、ベンジャミンは復讐を誓い、まず捕虜として連れて行かれたガブリエル等を救い出す。
 そしてガブリエルらの指揮官として参戦することを決意する。が、冷酷非情で野心しか持たない男タビントン大佐の手段を選ばないやり方に多くの犠牲者が…。

【寸   評】

 アメリカの独立戦争をテーマに描いた壮大な歴史ドラマ、見応え十分で時間の長さをみじんも感じさせない。とは言え、一抹の疑問も残った。つまりあまりに近しい者が次々非情にも殺されていく様は同情と涙を誘うものの、推理小説が殺人事件で場をもたせるのと酷似した安易さをも意味することになり得るのではということである。
 これでもかこれでもかとマーチン一族に襲いかかる悲劇だが、それはすべてタビントン大佐のベンジャミンへの個人的な恨み、勇士への妬みが巻き起こしたと言えなくもない。
 下手をすれば人類の独立を賭けた戦いであるはずが、タビントン大佐とマーチンとの個人的な恨みの戦いにすり替わってしまいそうな危うさも感じたが、どうにか葛藤をおさえたマーチンの姿勢によってすれすれの所で救われているように思えた。
 歴史的な背景といつの世も変わらない親子、夫婦の愛情をバランスよく絡めて仕上げることに成功している。


花嫁はエイリアン

【寸   評】

 ミッキー・ローク見たさだけで手に取った「ナイン・ハーフ」で初めて知ったキムは特別美人とも思えなかったが、その次に出会った「L.A コンフィデンシャル」では整形して、髪も金髪に染めたのかと見間違う程にあか抜けて、美しく変身していた。
 ただ、この映画で何故オスカーの助演女優賞を取れたのかは分からない。キムが出ていても出ていなくてもさほどストーリーに影響が出るとは思えないからだ。
 はっきり言って、この映画ではただ美しく謎めいて微笑んでいればいい役だから演技の見せ場がなかった。
 そこでこの「花嫁はエイリアン」だが、これこそ、キムの良さが存分に発揮された映画なのではないだろうか。(今の段階では彼女の作品は3本しか見ていないが…)
 コメディーをすました顔で演じていく様子はなかなかの演技力。そして脚本も素晴らしい。
 コメディーはともすれば、下品な下ネタ的なジョークの連発だったり、「パッチ・アダムス」で汚いお尻を披露したロビン・ウィリアムズ等、幻滅させられるものも多い。
 そういった人の体や顔の欠点を取ったり、人の揚げ足を取ったり、下品なネタを披露したり…それらを一切行わず、人を笑わせることは実は容易なことではない。
 しかし、この映画は上品なジョークでありながら、人間社会に馴染めないエイリアンの思わぬミスに、お腹を抱えて笑うことが出来る。
 この種の高品質なコメディーに出会ったのは久々である。家でテレビを録画して観たのだが、抱腹絶倒。当時の映画館ではみんなの反応はどうだったのだろう。
 彼女の演技力も美しさもしっかり証明された映画となった。その他の主演作も見てみたい。


ピッチ・ブラック

【寸   評】

 印象の薄い映画だ。凶悪犯リディックに謎を秘めた力があるという設定はおもしろいが、生かしきれてはいないように思う。リディックが悪人になったり善人になったり、どうも彼の心理描写が首尾一貫していない。悪人でも善人の心は持っているだろうが何か半端な気がして、少々ついていけない。
 以降、完全にネタばれです。

 人間の動きを光で関知する得体の知れない未知の生命体はおもしろい発想で創造したと思う。コウモリの大群みたいに飛び立って闇で活動するというのは半ばドラキュラ的な発想だろうか。
 襲撃場面も人間の残酷な死に様は撮影されず、殆どグロテスクなシーンはカットされていて、その中で魅せていく辺りは評価に値するだろう。
 ただ、悪人が結局は最後助かるというのはどうも納得がいかない。私なら逆に女性を助け身代わりになることで凶悪犯の罪も清められた、といったラストにするけれどなあ…と考え込んでしまった。
 全般的に、比較的安心感を持って見ることが出来るので、ホラーやエグさやスリルの連続を期待する人には、物足りなく退屈に映るかもしれない。
 しかし、一人一人狙われて行くお決まりのこの種のストーリー展開が好きな人にとっては、それなりに最後まで楽しんで見ることが出来るのではないかと思う。同時期に観た、「スーパーノヴァ」よりはスリルを楽しめるのではないか。


ビューティフル・マインド

【寸   評】

 オスカーにおいて無事作品賞は射止めたが、ラッセル・クロウの二年連続主演男優賞は叶わなかったのが非常に残念でならない。このラッセル・クロウの演技こそオスカーに相応しいと感じたからだ。
 以前、アル・パチーノと競演した「インサイダー」では地味な役柄のせいか完全にアル・パチーノの影に隠れてしまったが、本映画の主人公・数学者は一種似通った役所でありながら、じわじわと押し寄せる狂気との精神的な戦いや心情をとてもリアルに表現出来ていたと思う。
 事実に対してどの程度の脚色かは議論を呼んでいるようだが、脚本も良く練られており、途中の展開をどんでん返しのように運ぶなど、サスペンスフルに仕上がっている。
 エド・ハリスの圧倒的な存在感がこの物語の展開を盛り上げていたのはさすがだと思った。
 気がおかしくなっていく主人公を支えていた妻の心情は、きれいごとではないからこそ胸を打つ。
 愛情だけでは支えられない、逃げ出したい気持ちを抑えたある種の義務感が心に芽生えていくのは当然で、それでも必死に夫を支えていく様子はけなげで、最後にその妻の気持ちに答えることが出来た夫からの「ありがとう」の言葉は感動的だった。
 それでもお涙頂戴的なわざとらしい脚本にはならず、静かな感動を呼ぶことに成功している。
 敢えて難を言えば、ノーベル賞まで獲得した数学者として、もう少し何か偉大な功績があるのかと思っていたが、天才的な頭脳を納得させる部分としては前半の暗号を解いたシーンぐらいだったのは少々説得力に欠けるかもしれない。
 だが、ノンフィクションで、事実は折り曲げられないから、忠実に描けばやむを得ないだろう。
 実際、通常のノーベル賞受賞者は2名なのに、この年に限ってノーベル賞受賞者は3名だったらしい。過去の実績がようやく実を結んで晩年に認められたということだろう。
 「事実は小説より奇なり」と言うが、良いテーマを探し当てたものだと感心した。 


ファイナル・デスティネーション

【寸   評】

 死ぬはずだった飛行機事故を逃れた学生達。でも一度死に神の釜が振り下ろされたら、自らの運命は変えられない。死への秘められた秩序はいわば運命のパズル。これらを解きながら、自らの命を守っていく学生達。
 次はいつ誰が、という恐怖も加わり、最後まで一気に魅せる。運命の輪を思わせるラストの辺りもうまく趣向を凝らして、思わせぶりな仕上がりだ。
 正直ホラーやあんまりハラハラドキドキの連続はニガテな方なので、私と同じような方はちょっと疲れるかもしれないが、なかなかおもしろい発想の作品だと思う。


15ミニッツ

【寸   評】

 報道・マスメディアの世界をシニカルに描いた作品とでも言えばいいだろうか。それなりにじっくり書き込まれた作品だとは思うが、やはり結末がこんな結果になるのは救いがなさすぎるように思う。暗いタッチの作品。


ブラス!

【内   容】

 炭坑の労働者たちで作られたブラスバンド。しかし、炭坑閉鎖の危機にさらされ、存続が危ぶまれていた。
 その中の一員だったアンディの幼き日の恋人グロリアが町にやってきて、ブラスバンドへの加入を申し出た。
 指揮者ダニーはグロリアの父とは無二の親友で、父から譲り受けたトランペットを素晴らしい演奏技術で吹きこなす彼女を快く受け入れた。アンディはグロリアと一夜を共にし、幼き日の念願を果たしたが、グロリアが炭坑の経営者側だと知り、愕然とするが、グロリアは炭坑閉鎖を阻止する為のレポートを提出していた。しかし、上司は2年前から炭坑閉鎖を決定しており、一従業員に過ぎないグロリアのレポートは読まれぬまま、閉鎖が実行される。
 病に倒れたダニーは準優勝したバンドの決勝進出だけを望んでいた。しかし、息子のフィルにバンド仲間は「解散するしかない」と、ダニーに告げるよう説得する。
 妻や子供にも出て行かれ、責任を押しつけられ、全ての重圧から逃れるべく自殺を図るフィル…。
 一方、アンディから、結局は炭坑閉鎖を止められなければただのお節介と仲間は見るだろう…そう言われたグロリアは決勝に必要な3000ポンドをバンド仲間に差し出す。
 フィルを含めたバンド仲間は決勝の舞台へと向かう。

【寸   評】

 話のストーリー展開としては非常に遅く、吹奏楽隊の演奏を交えながら進んでいくのだが、単純な内容でありながら、中だるみなく見せるところはさすがだと思った。
 最後の指揮官ダニーの言葉には感動させられる。人間として何が大切か、また弱者の悲哀が切々と伝わってきた。演技力もなかなかのもの。その後の一楽団仲間の行動がダニーの言葉を台無しにするのでは?と思ったが…。現実的にとらえてもらいたかったのだろうか?私には不可解なシーンだった。
 欲を言えばバンド演奏の場面が長いので、そこを削れば人物像をもう少し丁寧に描けるのに、と思った。
 経営者と労働者の狭間に立たされたグロリアの感情などをもっと深く掘り下げれば、脚本次第でもっと作品に重厚さが増したのではないか。また、炭鉱労働者の気持ちや立場を全く分かっていないダニーが色んな事件を眼にして変化していく様子をじっくり描いてほしかったと思う。
 勿論音楽鑑賞的要素もこの映画の魅力にもなっているとは思うが、ラストを際立たせる為に途中の演奏は押さえ気味にしていたのが分かってしまった。まあやむを得ないこととは思う。
 ユアン・マクレガーは「ナイト・ウォッチ」といい、優柔不断な役柄がぴったりだ。


ブラック・マスク

 この作品に関しては夫の感想をご紹介します。というのは私はあんまりアジア映画は好きではなく、特にカンフーはあのかけ声が苦手で今回も観る気がしなかったからです。
 ところが、夫に言わせると、ジェット・リーのカンフーの手さばきはサスガ本格的で、アクションは迫力満点。映像もハリウッドに比べ、それほどには劣らないとのことでした。但し、全く内容はありません。アクションが大好きという方ならお勧めということで、それなら掲載しようと思い立ったわけです。
 夫のビデオ鑑賞時間、私は2階でホームページを作成していましたが、1階に降りた時に私もちらっと観ると、かなりえぐい残酷な殺人シーンがあるようで、これまたまともに見れずすぐに眼を背けてしまいました。(^_^;)
 「サドン・デス」の殺人シーンも残酷なのですが、それが随所にあるという感じでしょうか?


プルーフ・オブ・ライフ

【寸   評】

 成就し得ない恋のために、自分の命をさらし出せるものかどうか…と考えるとこの物語に感情移入することは出来ないだろう。あまり深く突っ込まず、メグ・ライアンの魅力と涙に負けた、と解釈して見れば、予想以上に楽しめる仕上がりだと思う。
 ただ、メグ・ライアンはやはり「ユー・ガット・メール」などコミカルなラブロマンスが板に付いていて、逆にそのイメージが大きいため、シリアスな演技は意外に難しいのでは、と思えた。
 演技力が無いわけではないので、これまでのキャラクターが固定されてしまったところが原因だろう。もし、チャーミングなメグでなく、翳りのあるセクシーな雰囲気の美女が演じていればこの作品もまた、違った色合いになったかもしれない。
 でも、メグの美しさは引き立っていたし、決して失敗作にはなっていないと思う。
 ラッセル・クロウはまさにはまり役。「バーチュオ・シティ」の頃から目を付けていた(笑)俳優さんだったが、かっこよさと演技力を改めて再認識させられた。
 人質となった夫を助けなければならない妻にとって、夫と直前にけんかをしたことは後悔する出来事だったとは思う。しかし、これまでに夫とのすれ違いをどの程度感じていたのか、物語からは伝わってこない。
 加えて、夫の生死がかかっているときの妻の心情の描かれ方が希薄な為、世間からは、安易にラッセルとの恋愛に流れているとの評価が下されてしまっているのだと思う。
 ラブロマンスと交渉人という仕事と事件と、これらの複数テーマで描くには時間が不足していたのかもしれない。私自身は流れだけを掴んで見る分には充分に楽しめた。
 プラトニックな恋愛とラストには逆にせつない想いを掻き立てられるし、後半の銃撃戦はアクション好きの人へのサービスにもなっているし、二大スター共演の一つの娯楽作品として見れば、アメリカの実情を知ることも出来て、なかなかのお得な作品ではないだろうか。


フロム・ダスク・ティル・ドーン

【寸   評】

 個人的にはどうも、クエンティ・タランティーノの作品はどこか軽薄に感じ、あまり肌に合わないようだ。今まで見た中でこれは、というものはない。その中では一番見られる作品ではあった。
 ヴァンパイア物としては私は本来は、ヴァンパイアの悲哀を描いたものが大好きで、グロテスクな物を見たいわけではない。だからイチオシはトム・クルーズ主演の「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」である。ここまで美しく悲しいヴァンパイアはいないだろう。
 邦画は殆ど見ない私だが、緒方拳さん、安田成美さん主演の「咬みつきたい」という映画を偶然テレビで見たことがある。日本の映画は、ホラーやアクションを取り入れるとどうしてもグロテスクであったり安っぽい仕上がりになるが、吸血鬼の悲哀とエロティックな雰囲気を前面に押し出すことでその危険性を回避させていた。
 こういうのんびりしたテンポの中にどこか悲しいような独特の心理を描写出来るのは日本人ならではかなと思う。
 日本人にしか分からない感覚、出せない味なのかもしれない。
 横道にそれたが、ヴァンパイア物の王道と言える今回の吸血鬼退治と同系列の物として挙げられるのが、「ヴァンパイア最後の聖戦」「ブレイド」等である。
 特に前者はジェームズ・ウッズがなかなか渋く決めてくれたし、この2本の方がまだメリハリがついておもしろく感じた。それらと比べると今回の映画はやはり私の中では最下位に位置づけられてしまう。
 この手の吸血鬼退治が好きな人は3本目に手に取ってみれば、そこそこ満足出来るのではないだろうか。


ペイ・フォワード 可能の王国

【寸   評】

 実は、陰気でいつも眉根を寄せた笑顔の少ない子供らしさのない部分を売りにしているオスメント少年は好きになれない。おせっかいと言われるかもしれないが、他人事ながらどういってもまだ子供だし、どこまで仕事と割り切っているのか、彼の人格形成、成長過程に悪影響を及ばさないか不安に思ってしまう。
 大好きなケビン・スペイシーとヘレン・ハントが出ていなければ決して見なかった映画だが、二人の演技力はやはり抜群である。この映画は二人の恋愛物語と言い切ってもいいだろう。
 偽善的に取られかねない、三人に良いことをすれば…という発想も、結局は少年自身と自分の母、周囲の孤独な人たちを助け、恋愛成就を願うことで父の虐待から身を守りたいという子供の純粋な気持ちによる画策だと取れば素直に受け止められる。
 その身近な所から世界へ発想が広がる辺りは飛躍しすぎの感がないこともないが、なかなか無難にまとめられていて、人生の偶然をおもしろく繋ぎ合わせている。
 全般的に良い恋愛映画におまけまで付いている、といった感じで捉えれば、予想以上にいい仕上りだった。
 次の一行、ネタばれになるかもしれません。
 ラストはあれくらいの刺し傷で致命傷に至るのだろうかという疑問は残る。


ベオウルフ

【内   容】

 邪悪な魔物の住処と化した城には領主や家来たちが、城を捨てて逃げることが出来ないままに閉じ込められていた。彼等が城を逃げ出すことで城外の人間たちに災いが及ぶと恐れた包囲軍が完璧に城の周りを取り囲んでいたのだ。
 強固な包囲網をかいくぐり、怪物を退治するためにやってきたベオウルフを半信半疑で迎え入れる領主たち。領主の妻は既に他界しており、娘カイラの夫も訓練中に事故死したというが、それぞれの死はどこか謎を秘めているようだった。
 ベオウルフ自身、呪われた自らの血を清めるために、悪と戦い続けてきたのだった。夜な夜な現れては城内の人間たちを殺していた魔物は、ベオウルフが城内に足を踏み入れた日から、より一層攻撃的になる。
 やがて領主の夢に毎夜現れる謎の女の正体が暴かれたとき、ベオウルフと魔物の最後の戦いが始まる−。

【寸   評】

 薄暗い城内の重厚さや、プレデターを思わせる怪物がいつ襲ってくるかもしれないという緊張感。SFゴシックホラーというジャンルにあたるが、中世の時代にSFホラーを多分に盛り込んで何もかもをミックスしたような映画と言えよう。だが、それぞれのいい雰囲気を併せ持たせることに成功している。B級映画としては出色の出来で、見ていて全く退屈を感じさせなかった。
 また、戦いのシーンなど随所に流れるテクノっぽい音楽が、中世の背景にありながら不思議なほどぴったりとはまっていて、センスの良さを感じさせた。
 同じ怪物の子でありながら、姿形が違いすぎるのは笑わせてくれたが(ネタバレともいえるので深く追及しないで下さい)頭の中をからっぽにして楽しめるアニメの世界に出てきそうな娯楽映画である。



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