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旅日記 2001年10月中旬 旭川2泊3日 エゾリスウォッチング&フランス料理ツアー


--- メニュー(順路) ---
10月19日AM10:00 旭川到着
10月19日PM2:00  神楽見本林
10月19日PM7:00  ディナー(旭川)
10月20日AM7:30  嵐山公園(エゾリス)
10月20日AM10:30  神楽見本林〜石北本線
10月20日PM7:00  ディナー(旭川)
10月21日AM7:30  嵐山公園(エゾリス)
10月21日PM1:00  十勝岳・望岳台

10月19日AM10:00
羽田7:40発旭川空港行きJAS便で旭川へ10:00頃到着。 早速レンタカーを借りて5年ぶりの旭川の町へGOGO!
まず向かったのは、我々夫婦がファンであり続けるフレンチのシェフ 半田勝也氏のお店「ラ・シェット」へ。実はこのシェフが旭川に転籍した為 我々も慣れない旭川にわざわざ今回訪れた訳です。 旭川の町の南を通る環状線を走り、東光3条4丁目のお店を探すが、 これがまた碁盤の目のような町の作りに斜めの道路も交差しているので、 見付けづらいったら・・・。20分程車でさまよいやっと見付けランチに あり付く。軽めのメニュー設定と軽めの値段で本格フレンチとはいかない ものの、¥1800で2皿とパンとコーヒーまずまずの満足感です。

<左>旭川市東光3条4丁目のラシェット。

<右>入り口です。
注)ラシェットは同旭川市観音台のベル・ドゥ・ラシェット に統合し閉店しました。
ベル・ドゥ・ラシェット→地域情報→道北→グルメ情報




10月19日PM2:00
早速エゾリス探検! まず旭川市民の憩いの場「神楽外国樹種見本林」 (通称「見本林」)へ。ここは作家の三浦綾子さんの小説「氷点」の舞台 になっている森です。・・・といっている間もなく入り口付近でエゾリス発見!
あまりにも幸先の良い出だしにオオオオォォ!! と焦りすぎ撮影できず。 でもしっかりこの目に焼き付けてきました。
敷地内に遊歩道が張り巡らされ世界各国の樹木(寒冷地中心) が気持良く森林浴しながら観察出来る場所です。 遊歩道に木のチップが敷き詰めてあるのも歩き易く気に入りました。

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<左>歩いていて気持の良い遊歩道です。

<右>広葉樹の落ち葉が吹き溜まっている所がありました。




10月19日PM4:00
今回エゾリス観察で目を付けていたもう一つの場所、嵐山公園を視察。
嵐山公園の入り口を境に左が北方野草園、右がアイヌ文化伝承のコタンと なっており、ネットで知り合った方やいろいろな情報では 「北方野草園でエゾリスを見た」との話しが多かった。
周辺をウロウロしていると餌台があり・・・ん? オニグルミが入ってるぞ! 「なんか怪しい」これはこのクルミを目当てに朝方に絶対来ると見込んで、 この日はホテルへ。

10月19日PM7:00
そうそう、忘れてはいけないこの日はフランス料理のディナーの日。 (実は2泊3日ともランチとディナーはみんなフレンチ!) 半田シェフもここでは本領発揮で、素晴らしいディナーを頂きました。
この日のコースは全4皿とデザート+コーヒーor紅茶で¥5800。安い!
フォアグラも出たんだよ。しかもソテーの具合が絶品!
ああぁ・・・明日も楽しみ。 デザートは店員さんのご好意で旭川の夜景が一望できるカウンター席に 移りいただきました。日ごろ仕事がんばってきて良かったよぉ。 至福のひとときでした。

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<左>牛肩肉のソテーにフォアグラとトリュフが乗っているんですよ。
ああぁ・・・美味しかった。
<右>ベル・ドゥ・ラシェットから見える旭川の夜景。
素敵ですね。



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<左>カウンター席で夜景を眺めながらデザートを頂いちゃいました。



10月20日AM7:30
ホテルの立体駐車場が朝7:00からしか動かさないと言う悪条件に見まわれ 歯がゆくも7時ジャストにホテル出発。朝飯を近くのコンビニで買い、 車の中で済まし準備万端で嵐山へ!
昨日見た餌台に早速2匹我々よりも先に来ていました。後でここの管理人さん に聞いた話では「冬場は餌不足になるので7,8匹は来るよ」との事。 冬にもう一度来たいいい!!  話しは戻って2匹は、かわるがわる餌台のオニグルミを食べつつもいろいろ な所(木の枝の股や木の洞等)にクルミを貯食していました。 でも後で見たらさっき隠した木の洞のクルミ1時間後には無くなってた・・・おや? 誰か代わりに食べちゃったのかな?
そんな時間が2時間程続き10時近くなった頃公園の入り口方面へ除々に移動 開始。途中でまた木の根元にクルミを埋めたりしつつ入り口に到着。 そしたらば、何と入り口付近にある針葉樹に盛んに登り下りしているでは ないですか。良く見ると巣がありました。どうやらこの2匹はそこに暮らして いるようです。今回は運良く巣作りの様子も観察出来ました。 綿のようなものを野草園の方から咥えてきては巣に持ち運びかえりは咥えて 無いので巣に持ち込んだ様子。何回か繰り返した後今度は木の皮を細かく 割いた物を口一杯に咥えて来てまた巣にお持ち込み。 貴重な場面を見れてラッキーでした。

このシーンの動画→ 北海道野生動物の動画 にあります。
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<左>公園入り口近くの苔むした木の根元にクルミを埋める。
腰付きが笑える。
<右>後で埋めたクルミを探してもなかなか見つからずようやく発見。 結構硬く締まった苔を掻き分け上手に隠してありました。
探す為に開けたこの穴は元に戻しておきましたよ! エゾリス君!


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<左>少し移動して辺りの様子を伺う。



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<左>北方野草園の方から何やら咥えて来ましたよ!
綿のようですね。どこから持って来るんだろ?

<右>綿を咥えたまま巣まで木を上る。




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<左>今度は木屑を咥えて巣まで木を上る。
3,4回この動作を繰り返した後、巣から出てこなくなりました。
お昼寝でもしているのかな?


10月20日AM10:30
大満足のエゾリス観察を終えて、神楽見本林へ、ゆったりとした森の中森林浴 で、興奮した気分を落ち付かせ、お昼には東光3条4丁目のラシェットで ランチ。
せっかく旭川に来たのだからどっか行こうか。と言う事で最近廃駅になった、 石北本線の白滝方面へ見物。

クリックすると拡大写真 <左>広葉樹が紅葉しているエリアがありました。



<左>もう使われなくなった駅舎。

<左>こちらは現役の上白滝駅。かなり年季が入ってます。



10月20日PM7:00
フランス料理のディナーの2日目。 2日目は少し高いコースで楽しみ。(最高は1万円のコースです。)
コースが全5皿とデザート+コーヒーor紅茶で¥6800。またまた安い!
またまたフォアグラのソテーも出たんだよ。嬉しい(T_T)
今日もまた、至福のひとときでした。

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<左>こちらはお魚料理のメイン。
美味しかったが中身が何だか忘れた・・・。
<右>お肉メインのウズラ肉です。ウズラをペットで飼っている人 ごめんなさい。(^_^;)




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<左>デザートの焼きりんごとクリーミィなアイスクリーム。
最高の一品でした。またまた夜景の見えるカウンターで頂きました。


10月21日AM7:30
まず我々を迎えてくれたのはトンビ君。管理人さんの話では、以前数匹トンビに エゾリスがつかまったそうです。がんばってねエゾリス君達!
この日は天気も悪く前日よりも早くにエゾリス君達は撤収してしまいました。
それでも7時から2時間半ぐらいは見れたかな?

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<左>公園の入り口の橋の上でトンビがお出迎え。
ほとんど川魚を取っているんでしょうが、時にはエゾリスも捕まる そうです。
<右>嵐山公園の入り口です。このすぐ近くに餌台とエゾリスの巣がありました。



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<左>わかりにくいけど真中の木の根っこが集まっているような所が エゾリスの巣です。地上5メートルぐらいの所にありました。

<右>餌台のエゾリス。冬を快適に越せるのは管理人さん達の お陰なんだよ。分かって無いと思うけど。(笑)


10月21日PM1:00
その後、せっかく旭川美瑛方面に来たのだからと少し観光。白金温泉方面の 望岳台と言う所に行ってみました。
いわゆる大雪山の風景ですがちょっと殺風景かな?でも荒涼とした風景は圧巻!
最果ての旅のイメージがあります。近くにナキウサギも生息するとか。

<左>とにかく寒かったのですぐ車に戻った。




10月21日PM4:00
最後にまた嵐山へ、気の良い管理人さんが楽しい話しを沢山してくれました。 冬の間のエゾリスの食料(オニグルミ)を管理人さんがかき集めていると エゾリス君達は「僕の餌、取るな〜!」と威嚇してくるそうです。 何か微笑ましいですね。 管理人さん達は君達の事を考えているんだよ!

10月21日PM5:30
飛行機は遅い便だったのでこの時間まで粘ったけどエゾリスには会えず。 でもまた来ようーっと。
冬場なんかねらい目かな。


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