2001年5月


2001年GW。前半は屈斜路湖から、釧路湿原近辺で、後半はいつもの帯広、音更町(おとふけちょう)近辺でエゾリスを探しました。
釧路湿原では、何度かエゾシマリスを見ましたが、エゾリスは見れませんでした。
その時のシマリスはシマリスのページにいくつか写真を掲載してあります。
道東では過去に、塘路(とうろ)(釧路湿原の北部)で一度しかエゾリスに会えてないので、 ちょっとあきらめムードだったGW前半の最終日、泊まっていたホテルの庭先の屈斜路湖の湖畔林で1匹のエゾリスを目撃。
しかも、私を気にすることなくすぐ目の前を横切って行きました。
そのすぐ側にクルミの木があり、地面にはクルミの実がたくさん落ちていて、それが目当てで来ている様子。
クルミを拾っては、安心できるお気に入りの木の上でお食事。また拾っては、お食事。
それを、十数回繰り返したころ、満腹になり、林の向こうに走り去っていきました。
GW後半はいつもの帯広、音更に行きたくさんのエゾリスを見ました。
嬉しかったのは、3月には工事中で木が切られ1匹もエゾリスが見れなかった場所で、再び1匹だけでしたがエゾリスを見れた事です。
また、近所のおばさんがリスを撮影している私を見て「普段はもっといっぱい居るんですよ」 と、3匹が一度に写っている写真を持ってきてくれました。いやぁ〜、生き延びていてくれて嬉しい!がんばれエゾリス!

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2001年5月初旬 屈斜路湖畔

お気に入りの場所でお食事。
この子はメスで妊娠しているらしく、乳房がはっきりと確認できました。
今まで見てきたエゾリスの中でこの子は、餌を正確に掘り当てる事とクルミの実の割り方に ずば抜けて優秀でした。
この子の子供も優秀に育つ事でしょう。






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2001年5月初旬 屈斜路湖畔

お食事も一段落し、こちらを伺いカメラ目線。
「こんにちは」のポーズ。
この木の隣はクルミの木で根元に沢山のクルミの実が落ちていました。
この子にとっては大切な場所なのでしょう。






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2001年5月初旬 音更町(おとふけちょう)

2匹のオス同士が延々1時間近く、「追いかけっこ」を続けていました。
ずーっと見ていても飽きないものです。
家に帰ってから写真を良く見てみると1匹は、3月に見た尻尾の先が折れ曲がったオスでした。

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2001年5月初旬 音更町(おとふけちょう)
まだ、「追いかけっこ」の最中。
周りには、つつじのような花が咲いていました。
それにしても良くこんな木の幹にしがみ付いていられるものです。
しかも自由自在に木の幹を駆け回るのです。
見ていると森の忍者の様です。

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2000年5月初旬 音更町(おとふけちょう)

2001年3月にもエゾリスを見た場所で、乳房が大きくなったメスを見ました。
たくさんの子を産んで丈夫に育てて欲しい。



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2000年5月初旬 音更町(おとふけちょう)

こちらはとある牧場の中にある林でエゾリスを観察。
どんどん倉庫のような建物の方に走って行ってブロックの上で一息ついて。



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2000年5月初旬 音更町(おとふけちょう)

大好きなチョウセンゴヨウの実を口に咥えたままあたりをキョロキョロ。
「さあ食べよう」というところで背後から仲間の(ライバル?)エゾリスがやってきて、 追いかけっこが始まり食事どころでは無くなりました。
餌の奪い合いをしていたのかも。