審査事務規定抜粋

このページでは、審査事務規定の抜粋を掲示しています。

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1.構造変更
2.灯火類


1.構造変更

これは審査事務規定ではないが、何が構造変更にあたるのかよく解らないことが多いので、指定部品の関係などもあわせて整理してみた (この記事でもわからないことは、管轄の運輸支局へ確認してください)

構造変更が必要かどうかは下にしめす構造変更フローで確認してください
一般的に、以下の
どちらかに該当していれば構造変更はしなくてよい
 
1.部品を装着または変更したときに、寸法、車両重量が一定範囲内である場合
 2.
指定部品を溶接またはリベット以外の簡易な取付により装着した場合

簡易な取付けとは、下記取付方法の「簡易」または「固定」による取付であり、ボルトオンといわれるものは全て簡易な取付方法となる
  1.簡易 手により容易に脱着できる取付け
  2.固定 簡単な工具で脱着できる取付け
  3.恒久 溶接・リベットなどによる取付け

一定範囲内 長さ 高さ 車両重量
小型自動車[4、5、7ナンバー]・軽自動車 ± 3 cm ± 2 cm ± 4 cm ± 50 kg
普通自動車[1、3ナンバー] ± 3 cm ± 2 cm ± 4 cm ± 100 kg
測定基準
長さ :車両の最前部〜最後部の距離 (ナンバー自体・ナンバーフレーム・カバー等は除く)
幅  : 車両の車体最大幅(タイヤ、ホイール、ドアミラーは除く)
高さ : 車両の最高点〜地上の距離
重さ : 荷物や燃料を除いた重量

 

指定部品一覧 ・指定部品とはユーザーの趣味により取付け交換する頻度が高く、安全の確保、公害に支障をきたさない一般的に流通している部品をいう
・部品は脱落防止のため確実に取付けられていなければならない
部 品 名 称 注 意 点
エア・スポイラ
フェンダーカバー
フードスクープ
ルバー
デフレクター
その他エアロパーツ

バンパー一体型エアスポイラー等
・車体外形からはみ出さないこと
・最低地上高に注意
・ハンドルを切ったときや、バウンドしたときに、タイヤが車体に接触しないこと
・フェンダーからタイヤがはみ出してはならない
オーバーフェンダーは指定部品ではないため一定範囲を超えると構造変更が必要 (記載変更)
ルーフラック
ルーフボックス
自転車/スキーラック
・明らかに手荷物の範囲を超えて積載が可能となる物は不可
サンルーフ ・開口部をあけた状態で、ルーフの高さから 300mm 以上突出しない事
窓フィルム ・前面及び運転席と助手席側面ガラスは、保安基準で定められたもの(車検証標・点検整備ステッカー・プリントアンテナ・ETCアンテナ・ドライブレコーダー等)以外は貼付け禁止
・可視光線透過率 70% を確保すること
ロールバー ・乗車定員が変更になる場合は、構造変更(記載変更)要
・車室内に取付ける場合は乗員保護対策要
グリルガード ・車体の全幅を超えない事
・直接視野を極端に狭くしない事
ルーフトップバイザー
サンルーフバイザー
その他バイザー類
・鋭い突起がないこと
・取付けた付近の一番外側にならないこと
ウインチ
けん引フック
・タイヤ荷重、前後のバランスに注意
・鋭い突起がないこと
アンダーガード ・最低地上高に注意
ボディーサイドモール
コーナーセンサー
バックカメラ
・バックセンサー・車間距離警報装置を含む
エキゾースト・パイプ
マフラーカッター
・排気管は左向き又は右向きに開口しないこと(車両の中心線に対して30度以内であれば可)
・近接排気音は、乗用車103(二輪99)ホン、定常走行騒音は85ホン以下であること
・取り回し・遮熱板(熱害対策)・最低地上高に注意
空気清浄器
オーディオ
無線機
自動車電話
その他音響機器類
・運転に支障をきたす取付け位置とならないこと
・乗車人員の頭部等にぶつからないこと
タイヤ
ホイール
・タイヤ溝の深さが 1,6 mm 以上 あること
・軸中心鉛直位置から前30度後50度の範囲でフェンダーからはみ出したり、ボデーと接触しないこと
・車高アップ等による速度計の誤差が、規定値内であること
・乗用車及び二輪車はJWL 、バン・トラックは JWL−T認定のマークの表示があるもの
ステアリング・ホイール
変速レバー
・シフトノブ・ホーンマーク・シフトパターンの表示が必要
・速度計を容易に確認できること
コイルスプリング
ショックアブソーバー
ストラット
ストラットタワーバー
・車高下げは最低地上高に注意
・車高上げは灯火器の取付け高さ等に注意
・走行中に運転席において車両姿勢を任意かつ急激に変化させられないこと
リーフスプリング・シャックルは指定部品ではないので構造変更が必要(強度検討書・要)
ミラー
身体障害者用操作装置
フォグランプ
コーナーリングランプ
ハイマウントストップランプ
・ドアミラーは、自動車の最外側より 250mm以上飛び出さないこと
・ミラーの最下部が 1.8 m 以下のものは、可倒式又は回転式であること


2007.1.20


2.灯火類
 灯火類の保安基準(主要部抜粋)
 #照射方向などの規定および自動車以外に適用の細則は省略しています
 下記説明中で(〜2005.12.31)は1975.4.1〜2005.12.31生産車のみに適用する項目、(2006.1.1〜)は2006.1.1〜以降の生産車にのみ適用する項目を示す

走行用前照灯(主走行ビーム)<ハイビーム>
1 走行用前照灯は、そのすべてを照射した時には、夜間にその前方100mの距離にある交通上の障害物を確認できる性能を有すること
2 4灯式:同時に点灯する4個の走行用前照灯を有するものをいう
3 4灯式以外のもので、すれ違い前照灯が同時に点灯しない構造のものは1灯につき15000cd
4 4灯式以外のもので、すれ違い前照灯が同時に点灯する構造のものは1灯につき12000cd
ただし12000cdに満たない場合は、同時に点灯するすれ違い用前照灯との光度の和が15000cd
5 4灯式のものでは、主走行ビームの光度が1灯につき12000cd、または他の走行用前照灯との光度の和が15000cd
6 走行用前照灯の光度の合計は225000cdを超えないこと
7 照射光線は自動車の進行方向を正射するものであること
8 曲線道路用配光可変型走行用前照灯においては、直進姿勢において自動車の進行方向を正射するものであればよい(2006.1.1〜)
9 走行用前照灯の灯色は白色または淡黄色で全て同一であること(〜2005.12.31)
走行用前照灯の灯色は白色で全て同一であること(2006.1.1〜)
10 走行用前照灯の数は2個または4個であること
11 左右対象位置に取り付けられていること
12 走行用前照灯はその点灯動作を行った時、自動車の両側に備える走行用前照灯のうちそれぞれ1個または全ての走行用前照灯が同時に点灯し、すれ違い用前照灯の点灯動作を行った時に全ての走行用前照灯が消灯すること(2006.1.1〜)
13 走行用前照灯は点滅する構造でないこと
ただし、専ら手動により走行用前照灯を短い間隔で点滅または交互に点灯させる場合はこの限りではない

すれ違い用前照灯<ロービーム>
1 すれ違い用前照灯は夜間にその前方40mの距離にある交通上の障害
 物を確認できる性能を有すること
2 最高光度点における光度は1灯につき6400cd以上であること
3 すれ違い用前照灯の灯色は白色または淡黄色で全て同一であるこ
 と(〜2005.12.31)
 すれ違い用前照灯の灯色は白色で全て同一であること(2006.1.1〜)
4 配光が右側通行用のものでないこと
5 曲線道路用配光可変型すれ違い用前照灯を使用しても良い(2006.1.1〜)
6 すれ違い用前照灯の数は2個であること
7 照明部上縁の高さが地上1.2m以下に取り付けられていること(〜2005.12.31)
 照明部上縁の高さが地上1.2m以下、下縁の高さが地上0.5m以上に
 取り付けられていること(2006.1.1〜)
8 照明部の最外縁が自動車の最外側から400mm以内であること
9 左右対象位置に取り付けられていること
10 すれ違い用前照灯はその点灯動作を行った時、全ての走行用前照
 灯が消灯すること
11 放電灯光源を備えるすれ違い用前照灯は走行用前照灯が点灯して
 いる場合に消灯できない構造であること(2006.1.1〜)
12 すれ違い用前照灯は点滅する構造でないこと
 ただし、専ら手動によりすれ違い用前照灯を短い間隔で点滅また
 は交互に点灯させる場合はこの限りではない

前部霧灯<フロントフォグ>
1 前部霧灯は白色または淡黄色であり、その全てが同一であること
2 光度は10000cd以下であること(〜2005.12.31)
3 主光軸が前方40mから先の地面を照射するものは、すれ違い用前照灯を点灯している場合には点灯しない構造であること(〜2005.12.31)
4 主光軸は下向きで、自動車の右外側線より右方の地面を照射しないこと(〜2005.12.31)
5 同時に3個以上点灯しないこと
6 照明部上縁の高さが地上0.8m以下ですれ違い用前照灯の照明部の上縁をを含む水平面以下、下縁の高さが地上0.25m以上となるように取り付けられていること(2006.1.1〜)
7 照明部の最外縁が自動車の最外側から400mm以内であること(2006.1.1〜)
8 前部霧灯の点灯動作状態を運転者席に表示する装置を備えること(2006.1.1〜)
9 前部霧灯は走行用前照灯およびすれ違い用前照灯の点灯状態にかかわらず点灯・消灯できること(2006.1.1〜)
10 車幅・尾灯・番号灯。側方灯などが消灯している場合に点灯できない構造であること(2006.1.1〜)
11 前部霧灯は点滅するものではないこと(2006.1.1〜)
ただし、専ら手動により前部霧灯を短い間隔で点滅または交互に点灯させる場合はこの限りではない(2006.1.1〜)


2007.01.20