「ROUTE 58」 トークショー
2003.06.08(Sun.)1回目




オールナイトから一昼夜を経て、再びテアトルへ…。
初めて観る時は、やっぱりどうしても五郎に注目してしまったけど
今度は5人それぞれに焦点を当てて観られたと思う。
(「zero」を先に観たということと、世代的なものから
 若者チームよりも大人チーム中心で観ていた)

今日の本編では実和子の気持ちが痛いほど伝わって来た。
「zero」では明るくサバサバした感じだった実和子が、
何か、諦めた感じにさえ見える、疲れた雰囲気になっていて
心の中に消しようのない重いものを抱えているのが伝わって来た。



五郎もまた「zero」での、お気楽に日々を楽しんでいた彼ではなく
怒りにも似たやりきれない寂しさを抱えているように見えた。
特に残波岬での、耳屋とのシーンが切なかった。
「どうしちまったんだよ…! オッサン… オッサン…!」
囁くような押し殺した声に、逆に悲しみがあふれていて
いちばん強く心に残ったシーンだった。


ラストのトラック内でのシーン、実和子との微妙な空気に
これから2人はどうなるんだろう…? 
…といろんなパターンを考えてしまったけど、
どれも「これだろう!」という確信は持てなかった。

でも、そんな様々な空想の余地がある終わり方が良かった。
目的地へ向かう所で彼等とはお別れになり、
敢えて目的を果たす場面が無かったことによって
逆にそのシーンを強く意識せずにはいられなかったように思う。


そんな余韻の中、トークショーが始まった。今日は司会のお姉さんが進行役。
入って来る倉持監督、ランガンの2人(潤役・勇基役)松原渓さん、紳司さんの5人。

今日の紳司さんはやぎおTシャツにダボ系の色落ちジーンズ
頭にはベビーピンク×白のメッシュのキャップを被ってた。
首からは例の御守りを下げて、足元はもちろん下駄♪



会場にはランガンファンの子が多くて、司会者もランガン側にいたせいか
トークもずっとランガンの2人にばかり振られていたんだけど、
そんな中で紳司さん、隣りに居る松原さんにも気を配ってマイクを勧めていて、
それでもやっぱりなかなか入るタイミングがつかめずに黙ったままの松原さん。

そしたらそのうち紳司さんが「すいません!」って声をあげて
「あの、松原さんにも喋らせてあげて下さい。」…って!
(言えそうで、なかなか言えない事よ コレ。。)
それでやっと松原さんも会話に参加出来て、監督も加わって
そこから初めて本当の意味でのトークショーが確立できたと思う。

紳司さん…ホント優しいよね(T_T)
いつも全体を見渡していて、決して「オレが!オレが!」…じゃなくて、
きっと現場でもイイお兄さんぶりを発揮してたんだろうなぁ〜v
…なんだかすごく嬉しくなっちゃった。


ランガンの子たちは最初、紳司さんの下駄をギャグだと思ってたらしい。
そしたらいつも下駄で…って(笑)。
五郎の下駄は撮影用に用意してもらったのだそう。
いったい何足くらい持ってるんですか?の問いに「8足くらいかなぁ…?」って。
紳ファン的にはもう当たり前になってる下駄だけど、やっぱ普通は驚くものなのね。
それから「その御守りの中身、何が入ってるか知ってますよ。キティちゃんの鏡でしょ!」
って言われて 「いや、ミッフィーちゃんらしいですよ。」って。
見分けついてなくて、キティちゃんって言ってたらしいです。(だけど耳の長さが…;)



松原さんはとっても華奢でかわいらしい人だった。
でもなかなか根性も持っていて、自分の撮影が無い時には
(ボリュームたっぷりのロケ弁食べて、動かないのはヤバイから)
1人で走っていたんだとか。やっぱりキレイな人は努力してるんだなぁ…。



あっという間に時間になって、
「最後になんかイイ事言って下さいよ!」
そう振られた紳司さん、
「え゛っ!? そんな急に…イイ事なんか言えないよ〜(笑)!」って。

で、「カエル踏んだ話とか? 内臓出ちゃってたとか?(笑)」とかハシャイでるし;
もう、紳司さん!今日すごいカッコ良かったのに…両極端(笑)!
いや、そんなトコロが好きなんだけどねv



5月から続いて来た過酷なイベントラッシュも今日が最終日!
今日もまだあと2回、残っている。本当は最後まで居たかったんだけど…。
でも、1回目だけでも来れて良かった。


どうかゆっくり休んで下さいね。

本当に、お疲れ様でした☆