〜音符♪3兄弟、カミフタタビ〜

 in 渋谷「PLUG」  2008.10.05 Sun.






10月5日の日曜日、渋谷で開催されたイベントに参戦して来ました♪

紳司さんと椿隆之さん、遠藤要さんの御三方によるトークイベント
その名も「〜音符♪3兄弟、カミフタタビ〜」

紳司さんが「椿君をイメージして作った曲」に
椿さんが作詞をしたオリジナル曲が発表されることだけが分かってて、
どんなイベントになるんだろう?ってワクワクして行きました。

会場は渋谷の「PLUG」 http://www.shibuya-plug.tv/top.html
暗がりの中、階段を降りて、降りて、かなり深い場所に感じました。

来場者へのプレゼントを頂き、ドリンク持って着席。
開演まで時間があったので、飲み終わる人も多かったんだけど、
朽木さんが細やかな配慮で空いたグラスを回収して下さってました。
(始まってから「乾杯しましょう」って場面があったのですが、
「飲んじゃった人はエアー乾杯で!」ってことに)


この日のMCは黒田耕平君。

そして御三方登場!
客席から見て左に要君、真ん中に椿君、右が紳司さんでした☆
偶然にも紳司さん側の前の方に座ってたので嬉しかったv

要君は最初かなり緊張されていて、それをほぐすために
コント「ちかんズ」をやったらいいと二人に言われ、
はじめ拒否してたけど、結局、椿君と二人で披露☆
更に例の「花火」の話も披露してたり、椿君と海行った話したり。

海は…朝いきなり要君から「海行こう」って電話があって、
椿君、車で待ち合わせ場所に行ったら「水着は?」って訊かれて。
持って来てない…って言うと、家に取りに戻らされたそう。

あと、別の日に事務所で海行った時は、
要君が借りた一人用の浮き輪に皆が群がって、沈みそうだったとか(゜ロ゜)
(椿君ブログの写真では、紳司さんが嬉しそうに浮き輪はめてましたね♪)


緊張がほぐれたところで要君が歌を披露。(紳司さんたちは控え室に)
(ギターは、この日のゲスト、レアルダッシュの方)
福山雅治の「スコール」を熱唱。とてもいい声されてました☆

続いて「レアルダッシュ」のミニライブ。「ウソツキ」という曲。
バンド形式ではなかったけど、2人のボーカルの掛け合いが迫力満点でした。
途中バックに男女の電話の声が入ったんだけど、
それが要君で、とってもシブイ声でした☆


ライブの後、ステージに椅子が六つ並べられて、
要君とレアルのフルメンバーによるトークショー。

要君の左隣に座ったボーカルの「BBDダイスケ」さんは幼稚園時代からの親友で、
要君が「えんどう」の「え」がうまく書けなくて泣いてた頃からの付き合いだ…って。
(要君いわく、どうしても「そ」になっちゃったんだとか)


この二人の話が本当に面白くて!
例の花火事件の友人っていうのもダイスケさんだし!
今でもお風呂一緒に入る仲良しなんだけど、ダイスケさんは一緒の布団で寝るのはイヤで、
それなのに要君はいつのまにか潜り込んで来るんだとか、
他にも楽しい話がいっぱい出て(赤玉の話とかは爆笑)、
ダイスケさん自身も「楽しい〜!」って二回叫んでました☆


すごく、いいなぁ〜 と思った話もありました。

同じ職場で働いてた頃、円陣組んで気合い入れる時、いつも頭を突き合わせて、
「俺たち、絶対これで終わらねーぞ!」
って言ってたそう。

要君は俳優、ダイスケさんは音楽で頑張って、
どっちかが先に成功したら、その仕事関係に相手を出演させるんだ…って決めてて、
それがこのイベントでも実現されてる…って。
有言実行、スゴイなぁ…って思いました。

要君がスクリーンに登場したのを観た時には、
(全然泣くシーンじゃないのに)ぶわっと涙が出て来ちゃった…って。
本当にお互いに大切に思ってるんだなぁ…って感動した。

要君、東京に出て来て、予想外にすぐに全財産の8万円が無くなっちゃって、
渋谷駅でホームレスになって、真冬に水道で頭洗ったりしてたそうで、
聞いて驚いた先輩が居候させてくれて…なんていう苦労話もしてくれました。


要君たちと入れ代わりに紳司さんと椿君が登場☆ (紳司さんは手にアコギを持って♪)

紳司さんが1ヶ月間ずっと椿君をイメージして作った曲に椿君が作詞。
紳司さん宅に椿君が来て、あっというまに作詞したんだとか!

「自分でもなんでこんなフレーズが次々出てくるんだろう?って思った。」 って椿君。

あと「笠原さんち行ったら、なんか、お酒が次々と出て来たんですよ!」…って。
紳司さん、最近はシャンパンと白ワインにハマッてるんだそうです。


タイトルは「聴いた人がそれぞれに感じて欲しい」という椿君の意向で無し。
紳司さんが「椿・リメンバーラブとかは?」なんて言ったりv

歌詞の中には椿君の造語「はぎしめたい」って言葉があるんだけど、
これは「抱きしめたい」よりもっと強い、自分が 『守るんだ』という気持ちと
伝えきれない『思い』を重ね合わした言葉なんだそうです。

椿君、緊張がピークに達したのか、歌い出し部分で何度もつまづいてしまったけど、
ステージ中央に立って、感情込めて一生懸命歌ってくれました。
なんか、夕焼けが目に浮かぶような、スローテンポの優しい曲でした。
紳司さんはギターが本当に上手になってました♪
演奏中、何度も何度も気遣うように椿君に視線を送っていたのが印象的でした。


この後またトークタイムに。
椿君は「今の若い人たちって何して遊ぶんですか?」って。

そこからなぜか「最近の子供たちの遊び」の話になり、
今は鬼ごっことかしない、公園でもゲームやっててイカン!みたいになり、
「それじゃ今度、事務所のみんなで鬼ごっこやる?」
って紳司さんが言ったら、耕平君が「楽しそう!やりましょうよ!」って。
大人になってからやる鬼ごっこはきっと楽しい!という意見にまとまりました♪


そして会場から御三方への質問タイム。

要君への質問の中に「ブログはやらないんですか?」というのがあったんだけど、
「こうして来てくれた人だけに本当の自分を知ってもらえばいいからブログはやらない。
 役者として、演技をしている自分を観てくれればそれでいい。」
という感じの答えで、ちゃんと考えがあってやらないのだということが分かりました。


椿君は近いうちに初のミュージカルに出演されるそう。
でも、役に入り込むと、普段の自分まで染まってしまうそうで、
今回の役は「ちょっとおバカな感じ」だそうで、
「これ以上イタイ子になっちゃうと困るから、その話題は避けたいかも」って。


紳司さんへの質問。

夏のフェスで作った舞台の中で「カバン」の役があったけれど、
あれはどんなところから思いついたのか?というナイスな質問。
答えは、安部公房の「箱男」へのオマージュというか、ヒントを得た…と。
ノブさんがカバン役に決まったのは、プラスイズムの皆と飲んだ時に
皆にいじられてるノブさんのキャラを見て、カバンになってもらったと。


フェスに際して「監督」になったり、「脚本・演出」をしたりして、
自分の中ですごく意識が変わったそうで、他の役者さんを見ていて

「この子がいちばん輝くには、自分はどうすればいいんだろう?」とか
「この子はこういうところがいい。その部分をもっと引き出してあげたい。」
とか、すごく優しい目で見られるようになったんだそうです。

そして、自分のことをそんなふうに見てくれていたであろう監督さんや
お世話になった方たちのことを、改めて考え、感謝できるようになった…って。


最近、すごく大人っぽくなって、大きな優しいオーラを放っていると感じるのは、
紳司さんの内面がこんなふうに変わったからなのかなぁ…って思いました。
昔のとんがった感じも好きだったけど、今の方が何十倍も素敵だと思います・*:.・゜☆


「演じる時に心がけていることは何ですか?」という問いには、
「観てくれるお客さんのことを第一に考えます」…と。

一瞬、意外な感じを受けたけど、なんとも有り難いことです(v_v)
会場からも拍手が上がっていました。


やがて終わりの時間が近付き、出演者全員でもう一度オリジナル曲を合唱。
なごやかで、とても温かいラストでしたv


そして、なんと先に階段の途中に三兄弟の皆さんが待機して、
来場者全員をお見送りして下さいましたvv
丁寧にひとりひとりに対応して下さって、ゆっくりと列は進んでました。
(廊下に出る前のフロアでは耕平君が見送って下さってました)

暗い階段を昇って行く途中の踊り場に、紳司さん、椿君、要君の順に並んでらして、
ひとりひとりと握手をし、言葉を交わして下さいました!

作品とはまた離れたところでの、ファンのために開催して下さったイベント、
今年はもう紳司さんに会えることは無いと思っていたのに、
仲間と素で語って、ギター弾いて、歌って…
そんな姿に会えることが出来て感激でした。