「HEAT - 灼熱 -」 初日舞台挨拶

2004.02.14(Sat.)



時刻は20:50。いよいよ入場が開始される。
テアトルの裏階段で過ごした時間は思ったほどつらくなかった。
最初は1人で手紙を書いたりしていたし、18時には久しぶりに会う友人も合流、
友人の隣に並んだ方や、チャットでお話して会うことになっていた方とも話せて
初対面でも紳司さん話で盛り上がった。そんな所へ紳紳メールも届いたりして
ああ、本当に紳司さんが来るんだなぁ〜v って実感湧いてきました。


6月の「ROUTE58」以来、久しぶりのテアトル。
無事に入ることが出来てほんとに良かった♪
(「月のあかり」初日には、始発新幹線で来ても入れなかったから…;)


座って程なくして案内があり、舞台挨拶になった。


「お待たせしました。それではキャストの皆さんに登場して頂きます。」

そして名前を呼ばれ、1人ずつ会場に入って来るキャストの方たち。
紳司さんは3番目でした。ドアから勢いよく入って来て、颯爽とステージ上へ…



向かっていちばん左に司会の男性。続いて優香役の岡田めぐみさん、キム役の
吉岡毅志さん、紳司さん、朴新子役の勝村美香さん、横井健司監督の順でした。

まずは1人ずつ挨拶をしていって… 紳司さんの番v


「気に喰わねェ奴は殴る! どうも、唐沢役の笠原紳司です(笑)。
今日は沢山のプレゼントをありがとうございました!」

今日は主演映画公開にプラスしてバレンタイン!
プレゼントもきっとスゴイ数だったんだろうなぁ〜v

今日の紳司さんは 紺地に白いドットのシャツを前を開けて着てて…
インナーは黒地に白い格子柄のTシャツ、ボトムは革パン&ブーツでした。
いっつもそうなんだけど、記憶の中で思ってる以上におっきくて、
なんて言うかオーラが出てて、ほんとカッコイイんですよね〜vv


吉岡さんが隣に立つ紳司さんを見上げて
「隣に並ぶのヤなんですよね〜。オレちっちゃく見えちゃうんだもん(笑)。」

(司会者が紳紳を「モデル出身の笠原さん」て言ってたけどジョークよね!?)


黒いロングのスリップドレスを着た美香ちゃんを見て司会者が
「勝村さんだけですね。舞台挨拶らしい格好なのは…。」

「いえ、ちょっと気合い入れ過ぎちゃいましたね…;」

「そんなことないですよ!他の人が普通過ぎるだけで。」

そんなやりとりもありました。


そして始まるトークショー。。

「今回の撮影で印象に残っていることは?」
そう訊かれた紳紳、あっさりと…

「濡れ場ですね。」

「いきなりそこ行きますか!?」

「ええ、行きます。」


不敵な笑みを浮かべる紳紳。(でも聞きたいかも〜♪)


今回初濡れ場だったんスけど、監督がそこだけ演技指導してくるんですよ。
「唐沢は
25cmのメガトン級 なんだから、笠原君そこもっとストローク大きく大きく!
…って言われて、「あ、すいませ〜ん;」って。
(客席爆笑)


「え? オレそんな事言ってないよ…;」 焦る監督に

「いや、ホントいい勉強になりましたね〜。」

…って紳紳、真顔で話 作ってるし(爆笑)!


ひとしきり盛り上がったところで司会が振る。
「あの…そろそろシモ以外の話しませんか?」

「え? シモ以外ですか? ツマンナイですよ?」

そして2番目に印象に残っている事として「ダイエット」を挙げる紳紳。
食事制限や運動に加え、厳しい暑さで体重が「落ち過ぎちゃった」って。
監督も弁当食べなかったり、ダイエットに付き合ってくれてたんだそうです。

マジメに語った後で
「ね? 面白くないでしょう?」
…って 話を振り出しでまとめる紳紳(笑)。


この後、順番が分からなくなっちゃったけど、横井監督のトークの中で
原作者の武論尊先生の話が出て、試写会で映画を御覧になったのだけど、
「かなりいいんじゃないか?」…って言ってもらえたんだそうですv
その話の時、監督も紳司さんもすごく嬉しそうでした *^^*

武論尊先生の描くHEATの世界観が、横井監督の味つけによって
また ひと味違った素晴らしいものに仕上がっています…。
そう聞いて期待が高まりました。原作も大好きだから♪


それから吉岡さんは、ホスト役なんて初めてで どうすればホストっぽくなるのか
心配してたのに、スーツ着ただけで「いかにも」って感じになったんだそうです。

美香ちゃんは、今回出番が少なかったんだけど 一生懸命演じたので観て欲しい。
DVDの方ではもう少し出番が増えるかも知れない…と話していました。


それから 岡田めぐみさんがトークの中で

「男の人同士が殴ったり殴られたり…そういうの見てて
何なんだか 全然わかんなかったんですけど…」

と言った時、思わず身を乗り出す紳紳(笑)。

「え? それはダメ出しなの!?」

「あ、いえ…そうじゃなくて; 唐沢って分からないじゃないですか?」

ああ、そうだね…って感じでうなずく紳司さん。

強くて一見クールで、でも内側にはとっても熱いハートを秘めていて
それでも どうにも謎だらけで 全くつかみ所が無い唐沢…
(でも 実はそれって紳司さんのイメージそのものなんですよ…)



このへんでスタッフから巻きが入って、それぞれ締めの挨拶に…


では笠原さん、最後にこの作品の見所は?

「見所ですか…?」

しばし考えを巡らせるように黙り込む紳紳…。
(ギャグで行こうかマジで行こうか考えてる感じで、妙にドキドキしました^^;)

え〜、僕も原作のマンガを読んだんですけど、唐沢っていうのは
「気に入らない奴は殴る」っていう激しさも持っているんですけど
その根っこにあるのは「好きなモノを守りたい」っていう気持ちなんですね。
だから周りの人間が彼に惚れてしまうんだと思います。

僕も何故みんなが唐沢について行くのかがよく分かります。
もし近くに居たら、きっと僕も惚れちゃうと思いますから(笑)。

殴ったり殴られたりというシーンの中にも男の友情であるとか、
熱いハートとハートのぶつかり合いが描かれているんですね。
そういったものを、是非 皆さんにも感じて頂けたら…と思います。


紳司さん、説得力ある言葉でキッチリ締めてくれました。
(紳司さんが役について熱く語ってくれるの、大好きなんですよねv)



「では勝村さんからもひと言お願いします。 」

 「そうですね。 ホント…笠原君の言う通りだと思います。
 とってもイイ作品なので、お友達とかにも宣伝してあげて下さい。」


吉岡さんの締め↓

「オレ、このあと始まってすぐ笠原君に殴られて飛んじゃうんですけど
 タイムファイヤーに秒殺されるウルトラマン にご注目下さい!」
(客席爆笑)

「それから今日残りあと3時間ほどありますけど、バレンタインのチョコ、
まだ受け付けてますので、どうぞ ヨロシクお願いします!」



そして退場するキャストの皆さん。
紳司さんも笑顔を見せながら、足早に去って行きました。


そんな余韻の中で上映が開始されました。



この舞台挨拶レポ、もう断じてこの通りではないと思います。ゴメンナサイ;
ニュアンス的には大体合っているんじゃないかと思いますが、個人のセリフとか、
はしょってる所、記憶違いの結果 捏造になってしまってる所もあると思います。
なんと言っても紳司さんを目の前にしたら冷静じゃいられませんから ^^;
それでも少しでも当日の雰囲気が伝わればいいなと思って書きました。



                2004.02.20