このページは日記というほどのものではありません。
 気が付いたときに少し書き入れるだけのものですので、ご期待なさらぬよう。

 TOCO Photo Galleryさんのフリーライセンス写真を一部使わせていただいています。
2002.12.22

 CD-Rのレーベル EN LARME からバルシャイがバイエルンRso.を振ったShostakovich5番がリリースされるそうです(ELS 02-297)。バルシャイのCD-R盤というのは初めてではないでしょうか。これもBrilliantでの全集で注目を浴びた結果でしょうね。
 録音は1991年2月14日、時期的にはBISの第7交響曲と同じ年でWDRとの録音が始まる少し前ということになります。個人的にはWDRの木管、金管の音質が少し異質かな、と思える演奏もありましたので、バイエルンRso.ではどういった演奏になっているのか興味があります。

 ところで、来年初めにはバルシャイが来日します。都響では自身の版によるMahler10番を2回振る予定なのだそうで、私も何とか時間を作って足を運ぼうかと思っています。バルシャイのHPでは以前から昨年9月のユンゲ・ドイチェpo.とのレコーディングが今年中にでもリリースされる旨の案内がありますが、年が押し迫った今もまだその気配がないようです。来日時あたりにあわせてリリースされるのでしょうか。
2002.12.10

 タワーレコードのホームページによるとしばらく入荷が途絶えていたイエダン・ミュージックの続編が入荷したようです。このシリーズはMelodiya時代の名盤に加え、今まで知られていなかったライヴなどもリリースされているようで、演奏家の名前だけ見ても非常に興味深いラインナップですね。

 ここからバルシャイの演奏を拾い出してみると5枚ありました。

YCC-124
Haydn:Cello Concerto No.1 / No.2
 M. Rostropovich(vc) R.Barshai/MCO
YCC-126
Mozart:Symphony No.35 / No.41
 R.Barshai/MCO
YCC-128
Corelli:Concerto Grosso No.1,4,5,8
 V.Tretyakov(vn) R.Barshai/MCO
YCC-143
Bach:Die Kunst der Fuge BWV 1080
 R.Barshai/MCO
YCC-146
Haydn:Symphony No.94 / Piano Concerto No.4
 A.Lima(pf) R.Barshai/MCO

 ロストロポーヴィチとのHaydnは初めて知りましたし、「フーガの技法」はやっと良い音で聞けそうです。
2002.11.16

 
H.Brianの録音

 Havergal Brianの曲を数年前から聴き始めました。LP時代にも何枚か聴いていたのですが、ある程度まとまった形で聞き始めたのは、やはりMarco Poloからリリースが始まってからです。
 LP時代に録音されたBrian録音の中では、グローヴスとマッケラスが指揮したEMIの2枚が最も聴き応えがある演奏でしょう。しばらく廃盤になっていたこの2枚が今度まとめてリリースされるようです。このうち、マッケラスの演奏は入手し損なっていたので、聴くのが楽しみです。

Brian:交響曲第7、31番
C.マッケラス/ロイヤル・リヴァプールpo.(87)
Brian:交響曲第8、9番
C.グローヴス/ロイヤル・リヴァプールpo.(77)
EMI CZS-5757822 (2CD)
2002.11.2

 山の頂は少し前から白く染まっていたのですが、今日は平野部でも雪がちらつき荒れた空模様です。寒波が入っているようで、アメダスでも刷毛ではいたような雲が日本海側にあらわた冬型の天気図でした。

 今週の初めのディズニーランドの旅行は、幸いなことに3日とも快晴。この疲れと気候の落差で体調が狂う。子供らは元気ですけれど。

@aria
2002.10.21

ホーレンシュタインの録音

 ホーレンシュタインがVOXに残した録音で、恐らく唯一CD化されていないBeethoven3番の旧録音がやっとリリースされるようです(VOX 7816)。
 この録音については、少し前に感想を書いたんですが、そこにも書いたとおり随分苦労した割には十全の音質では聞けませんでしたので今回のリリースは楽しみです。演奏は・・・素晴らしい。




2002.10.19

 天気が良かったので娘と一緒に近くの散策道に行って来ました。最近休日は娘と共に散歩に出かけることが多くなりました。日頃の運動不足を補うためでもあります。
 山間は既に秋の装いで、行き交う人もありません。道脇にいくつかあるお地蔵さんを訪ねながら、傾いた陽に映える紅葉を見てきました。







@aria
2002.10.19

クレンペラー関係の新譜予告

Beethoven:フィデリオ
コヴェント・ガーデン王立歌劇場o. cho. (62L)
Testament SBT2 1217

 これは、Testamentのサイトに予告されている演奏。61.3.7とされるMelodram盤(未聴)とは違う演奏でしょうか。

Beethoven:交響曲第6番op.68
   同上 リハーサル
Bach:管弦楽組曲第3番BWV.1068
Mozart:交響曲第29番K.201
BPO. (64.5L) Stereo
Testament

 Testamentの本家サイトには出ていませんが、HMVでの予告では11月にリリースされるようです。
 これらの演奏は全て初出とされていますが、6番はHunt盤CD571(64.5.29L)と、また、Bachの方は、I Grandi Concerti CGC41 = Laudis RCL3332(共にLP)と同じものかもしれません。「指揮者の本懐」及びL&Tのディスコグラフィに管弦楽組曲3番のアリアだけが収録されているように書かれていますが、手持ちのCGC41には全曲入っています。
 因みに、上記Hunt CD571に収められている「アリア」も恐らく
CGC4と同一の演奏。ただし、ご丁寧に拍手付き。Arkadia拍手ならぬHunt拍手か。

2002.10.18


 芸術の秋、秋の夜長にBachを聞きました。チェンバロ付きのヴァイオリン・ソナタです。この曲集は無伴奏の方に比べてヴァイオリンの譜がシンプルにできています。ダブル・ストッピングもありますけれど、急速なパッセージはないので、演奏も容易だと思います。
 こうした技術的には易しい曲において、大ヴァイオリニストがどういうアプローチを見せるのか、というのは結構興味があります。バリバリの技巧を要求する曲より、こうした曲にヴァイオリニストの本当の個性が見えたりしますから。



@toco


2002.10.17


 今日、今年初めての雪虫を見ました。雪虫はその名の通り雪を運んでくる虫です。場所にもよりますが、北海道では大体10月頃どこでも見られます。特に寒い日でもなく、まだ秋の名残陽の中に浸っている時、突然舞っているのです。
 小さな綿が舞っているのは愛らしい。この虫の出現の時期は非常に正確で、必ずその1週間後くらいにさらっと雪が舞います。